第12話 暗数
あらすじ
警視庁副総監の衣笠(大杉漣)が、青木(浅利陽介)と会食後、2人の暴漢に切りつけられる事件が発生。

衣笠は7年前、県警本部長時代に、カルト集団の一斉検挙を指揮した経緯があり、その関連も視野に入れて緊急対策チームが編成される。
いっぽう、青木から事件の話を聞いた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、独自の捜査に乗り出し、衣笠家を訪れる。

周囲は警備が強化され、許可のない者は門前払いだったが、以前、事件の目撃者として特命係と知り合った衣笠の娘・里奈(桜田ひより)の計らいで話を聞けることに。
衣笠家には、4年前にも脅迫めいた手紙が届いており、母の祥子(筒井真理子)はそれで体調を崩して今も療養先から戻ってないという。
以来、家事は晃子(長野里美)という家政婦が担っているというが、彼女の存在に引っ掛かるものを感じた右京は周辺を調べ始める。
---次回 「300回記念スペシャル 前編」---
今回は衣笠副総監の妻が主役。
彼自身は家庭では、娘に反発されてしまうが、力づくで押さえつけるしか出来ない
昭和の頑固おやじでした。
4年前に書斎に投げ込まれた脅迫状を書いたのが2年前から通う家政婦だと
気づくのは無理がある。
妻が投げ込んだと疑うのが先だと思う。
全ては4年前の強姦犯罪を揉み消したことに始まった。
当時は神奈川県署長の衣笠が警察官房長からの指示に従って捜査の中止を
要請したからだった。
この辺りの巨悪は今更、立件できないが衣笠副総監は妻の犯行に
思うところがある様子。
家庭では居た堪れない立場になってしまった。
そんな悲哀を描いても今更にも思える。
特命課を目の敵にする適役だったのに、しょぼい父親に描いてしまった気がする。
どんな人も様々な問題を抱えているのが人間だと描きたいのでしょう。
偉い立場の人間は懺悔もしない、告白も出来ないと描きたいのだろうか?
強姦犯の社長の息子は味をしめて犯罪を繰り返していると思う。
なので近年に起訴されていてもおかしくないと思う、それで余罪の捜査で
家政婦の娘の事件も再捜査されていて欲しかった。
妻の祥子に他のやり方があったとお思いますと告げる右京さんは
また正義の暴走かと不安に感じた。
サブタイの暗数とは立件できない被害の数でした。
次回の前後編スペシャルがあったので正月スペシャルは抑え気味だったような気がする。
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