Dr. STONE BS11(7/26)#04

第4話　狼煙をあげろ

　

大樹は杠にあの日の目的を伝えたい。

しかし現状で伝えることは卑怯な気がする。

だから文明が蘇った後で伝えたい、杠も納得する。

千空は硫黄、木炭を集めて火薬作りを始める。

あの洞窟で集めた硝酸カリを持参してきた。

この3つを混ぜ合わせて大樹が石で固めると完成。

力を込めすぎたのか発火して爆発が生じる。

火薬の完成だった。

これで司と取引する。

威力を調整するために何度も試しては消火する。

司が追いかけてきていると予測できるので、煙は居場所を教えるようなもの。

杠が反対の方向に狼煙を発見する。

他にも人間が復活している可能性が高い。

司に見つかるよりも生存者と話したい。

千空は煙を上げることを優先する。

追いかけてきた司は杠を人質にする。

司は千空の行動から科学の武器作成を理解した。

杠を復活させたのも誰かのため。

千空は案外に人の情に厚いと理解していた。

杠の人質は有効で復活薬の組成を教える千空。

それだけは教えてはいけないと抵抗した杠だった。

それさえ聞けば司には千空が邪魔だった。

狼煙が3つに増えた、確実に人間が存在する。

大樹は枯れ枝を集めていたが不穏な様子を察知して千空と杠の元に急ぐ。

千空を活かす条件は科学を捨て去ること。

それだけは出来ない千空。

幼い日々、今直ぐ宇宙に行くと実験を繰り返した。

父も車を処分してまで息子の欲求を満たすべく機材を買い与えた。

遂にはロケットを打ち上げた千空だった。

その手伝いをしたのが大樹と杠だった。

そんな科学大好きな千空に科学を捨てるのは死にも等しい。

石化する前に知り合っていたなら友人に成れたかもな。

司が千空を…。

---次回　「STONE WORLD THE BEGINNING」---

　

ここで終わられても千空が死ぬはずがない。

分かりきっているだけに、決して良い終わりではない。

と言うか馬鹿らしく思えるほどに残念エンド。

千空の実験が色々とヤバイ気がする。

それでも父が一番の理解者だった。

そして大樹、杠とも知り合いなのでした。

それほどに長い付き合いの3人でした。

それ以上に気になるのは新たな生存者が女性。

彼女も奇跡の水に恵まれたのか？

司が狼煙に気づかないわけがないと思う。

彼女の争奪戦でも始まるのだろうか？