悪魔が来りて笛を吹く BSプレミア(7/28)
2018年7月28日放送。
録画して視聴しなかった、ほぼ1年後の視聴。
今更な感じだが、当日、少し見て違和感を感じたのだと思う。
原作を改変している点が気に入らない。
金田一耕助も気に入らない。
と言うことで見終わった感想は、敢えて改変しなくても良かったのにだった。
まず犯人が自分の出生を知らない。
これでは椿家に復習に訪れた意味が不明。
全てを知っているから犯行に及ぶのだが、分からないから脅しただけになっている。
じゃあ、それ以外の殺人の動機が不明で、根本的にストーリーが壊れている。
占いの場所での悪魔の紋章、火焔太鼓を見せた意味も分からない。
種明かしの一つの悪魔が来たりて笛を吹くを演奏する人とシーンが異なる。
これはそれ程は気にならない。
金田一耕助が内気なのか弱気なのかボソボソ喋るので分かり辛い。
それに感情の変化に乏しい。
まあ横溝作品では主役は犯人なので探偵が目立たないほうが良い?
でも何か面白くなかった。
最悪なのは犯人が母親を殴る?刺す?殺害する。
そして彼を轟警部が射殺する。
このシーンはBGMも相まって不快だった。
このシーンを当日に見てしまったから、直ぐに見る気を失せたのかもしれない。
個人的には、この作品は無しだと思う。
見なければ良かったと後悔した作品だった。
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