どろろ BS11(5/20)#19

第十九話　天邪鬼の巻

　

折れた刀を研いでもらおうと刀鍛冶を探す。

ようやく村にたどり着いたが村人は腕は大したことなく娘のおこわもブスだという。

どろろが試すと鉈は良く切れて言葉と違う。

百鬼丸は覚えた挨拶が額をくっつけるやり方。

それをおこわにも実行して勘違いされる。

宗綱にお願いすると刀を見るなり何を切ったと問われる。

鍛冶屋は火男の面で守られているらしい。

近所のお寺で刀の穢れを祓う。

その寺には天邪鬼が封印されていた。

宿に泊まると、おこわが食事を持参してくれた。

すっかり百鬼丸に愛されていると勘違いしていた。

百鬼丸は旅を辞めて、おこわと一緒になると告げる。

どろろには信じられない発言で、どろろとは旅を辞めるとまで言う。

鬼神に奪われた肉体も取り戻さないとも言う。

どろろは裏切られた思い出宿を飛び出す。

おこわが村人に結婚を伝えると着々と準備が始まる。

外から覗くどろろ。

旅をして鬼神を退治しないのなら刀も要らないと鍛冶屋に忍び込む。

宗綱に会って、状況を相談する。

どろろは武士が嫌いだから刀も嫌い。

宗綱も刀は嫌い、いつか見ただけで恐れて戦いを辞める刀がうちたい。

その時は本当のことが言えた。

そこで、いつから異変が生じたのか考える。

お寺に行ってから本当のことが言えなくなった。

出来上がった刀をお寺で穢れを祓う。

そこに結婚式をすると百鬼丸とおこわが現れる。

しかし天邪鬼の影響で想いとは逆の言葉が口をつく。

百鬼丸と争うどろろだが、宗綱が天邪鬼を殴って昏倒させる。

封印していた天邪鬼の封印が解けたことが原因だった。

再度封印して問題は解決。

おこわを好きな男性が思い切ってプロポーズ。

百鬼丸ではなく男性と祝言をあげるおこわだった。

百鬼丸には額をくっつける挨拶を辞めさせないといけない。

---次回　「鵺の巻」---

　

今回は刀を研いでもらうエピソード。

そこに悪戯な妖しの天邪鬼が登場して繰り広げられるドタバタ。

幕間のギャグ回的なエピソード。

今まではとは異なる作風で少し変化を与えた感じ。

こんなエピソードも楽しい。

言葉遣いから尾張周辺のエピソードで八十亀ちゃんとリンク。

ヒョウタンツギも登場して懐かしい。