どろろ BS11(4/08)#13
第十三話 白面不動の巻
第後の村は雨も振り、朝倉も後退。
しかし今後のことを考えると気が気でない景光。
多宝丸は右目を失い、妻の手傷は癒えていなかった。
百鬼丸は前にも増して鬼神退治に精を出していた。
母の言葉が重く忘れられないでいた。
九尾の妖狐を倒しても肉体は戻らなかった。
興味の無さそうな百鬼丸に妖しが近くに現れると嘘をつく。
良く眠るには温泉の効能が効くと母も言っていた。
良い小屋を見つけて薪と木の実を探すどろろ。
滝の裏で不動明王を見つける、そして女性に声を掛けられる。
彼女が母親に見えるどろろはすっかり心を許して甘えてしまう。
百鬼丸も彼女は鬼神ではないが人とも言い難い良く分からない存在。
彼女はおかか、小屋も自分の家だという。
顔のない不動明王を尋ねると説明してくれる。
仏師が訪れて仏様を彫ったが村人には評価されなかった。
そこで滝の裏に不動明王を彫ったが顔が上手く彫れなかった。
何度も作っては壊しを繰り返し、遂には満足できる顔を彫れずに亡くなった。
その結果が顔無し不動明王だった。
彼女が調理した食事には薬が入っていた。
眠る百鬼丸の顔を奪おうとする。
朧気ながら薬が入っていたことを聞いたどろろ。
兄貴が居ないので探すと連れ去られていた。
兄貴の顔は奪わせない。
おかかこそが仏師だった。
兄貴を助けると揺り動かして目覚めさせる。
目覚めた百鬼丸は鬼神の不動明王に斬りかかるが届かない。
逆に攻撃されて滝つぼに落ちる。
そこには顔を切断された亡者たちが溜まっていた。
おかかは、相手の望む顔に变化することが出来る。
顔に拘るおかかを止めるどろろ、顔なんて何でも良いじゃないか。
どろろの笑顔が一番素晴らしい。
おかかはようやく悟って亡くなると消失する。
一度死んで鬼神に蘇させられたから。
百鬼丸は鬼神を打ち倒す。
当初の目的の温泉に行こうと告げる百鬼丸。
妖しが居ると言ったのは嘘でも許してくれる。
どろろの背中には白粉彫りで地図が浮かび上がる。
---次回 「鯖目の巻」---
前回の九尾の妖狐を退治しても欠損は戻らなかった。
今後はこのパターンも多そうですね。
と言うことで、白面不動の妖し?の物語。
相手の望む顔に声に化けられる妖しは怖い。
精神攻撃が最強みたいな設定ですね。
でも百鬼丸には何も見えない、魂の色だけ。
そんな設定が功を成した感じですね。
そしてまさかのどろろの設定。
体が温まると浮かび上がる白粉彫りの入れ墨の地図。
宝の地図だと狙うものが出現しそう。
鬼神退治だけではエピソードが足りないとでも言うかのような追加設定。
これも不幸しか招かない気がする。
百鬼丸はかなり、どろろを信頼し始めてきてますね。
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どろろ 第13話 後半戦スタート、百鬼丸とどろろの魔物退治の旅。 百鬼丸の喋りがだいぶ流暢に。 意思疎通がスムーズになって、名コンビぶりにも磨きが。 そして神出鬼没の琵琶丸さん。いい味出してます。 気丈に振る舞っていても母恋しいお年頃。 こどもらしさ全開のどろろにほっこり。 白面不動になってしまったおかかが切ない。 闇堕ちしても良心は残ってましたね。 どろろ入魂の叫... のらりんすけっち - 2019.04.10 11:23
第13話「白面不動の巻」 醍醐の地を出てから無茶をする百鬼丸を心配するどろろ。相変わらず健気です。 いま、お茶いれますね - 2019.04.13 23:14
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