約束のネバーランド フジ(3/07)#09

EPISODE.09　031145

　

ノーマンは明日出荷する。

突然のことで、ノーマンも平静を保っていられない。

それでも気を取り直してエマの部屋に戻る。

レイも訪れて逃げて隠れてエマの足が治ったら一緒に脱走しよう。
 

嫌だ。

ノーマンが逃げるとエマかレイが出荷される、だから諦めた。

エマが考えた、レイも足を折ればいい。

最高の素材なら完全な形で出荷したいはずだから。

全員で脱走すると決めたから。

 

レイは発振器を無効化する装置を手渡す。

カメラのストロボなどを使って作った装置。

6年間の準備の賜物だった。

レイが鬼の食料だと気づいたのは初めから。

実は胎児の頃からの記憶を全て保有していた。

鬼の顔や5つのプラントに振り分けられたことなどを覚えていた。

そこは外ではなく、本部での記憶、プラントの外は鬼や大人が見張っている。

その先が外界となるが警備は手薄。

 

ノーマンの里親が見つかって明日、旅立つと告げられる。

幼い子供たちとの分かれ。

シスターからのプレゼントに気付く。

塀の外へ向かい、遂に登った。
 

しかし夕方には戻ってきた。
 

レイ、エマが怒る、今からでも失踪して。

良く聞いて欲しい、塀の外は崖だった。

---次回　「」---

　

ノーマンの出荷が決まり、浮足立つレイ。

先ずは出荷を阻止して、行方不明で隠れておく。

エマの足が治ったら一緒に脱走しよう。

レイは幼少期の記憶を保有していた。

なので現状との違いで全てを把握したのだった。

そして頼みの綱の塀の外は崖。

もうこれ以上ないくらいに絶体絶命のピンチ。

シスターの置き土産が打開策を提示するのだろうか。