火ノ丸相撲 BS11(2/15)#18
第十八番 僕の克ち方
天王寺、久世、火ノ丸はトーナメントで成長していた。
準決勝は大太刀と鳥取白楼高校。
どちらも負けられない試合。
白楼も天王寺をもう一度久世と戦わせたいと気合がこもっていた。
初戦は小関部長と榎木。
榎木は肉体的なハンデもあり相撲部を辞めるつもりだった。
しかし天王寺が彼を注目していた。
格闘技経験のあることを見抜き、他人は気にせず自分のために相撲を愛せと諭す。
合気道を真剣に学び相撲に応用する。
その結果は現在のレギュラー獲得に結びついた。
小関は自ら初戦を勝って出た、この試合の厳しさを熟知しての選択だった。
小関が遂に土俵際まで追い詰めて押し込むが榎木も必死で
足をとって転がせる。
榎木の勝利だった。
それでも小関部長の気合はメンバーに伝わった。
続く次鋒戦の三ツ橋は立ち会いの変化を極めてきた。
それは勝利のためだが、真っ向勝負の火ノ丸の相撲には不向きじゃない方悩んでいた。
真面目に取り組んだ変化技は真剣な相撲への取り組み、誰に恥じることもない。
それでも巨漢相手では冷静さを失わせるための布石が必要。
邪道と言われても出来ることは何でもやる。
立会で後ろに飛ぶのもそうだが、やる気の無さは挑発になる。
千比路や石上高の真田にも色んな意見を求める。
立会に突っかけるのも勝ちたい一心でわざと行った。
それで三ツ橋は2度も早く突っかける。
そして後にやる気なく下がる、怒りで突進する首藤の鼻先に猫騙し。
完全に三ツ橋を見失った首藤の背後で回しを取る。
押すだけだが、首藤も回しを掴むが足を掛けて倒れ込む。
行事の采配は東で三ツ橋の勝ちだったが物言いが付く。
同体で取り直しとなる。
足を負傷した三ツ橋は十分には変化できなく敗戦。
中堅戦は国宝大包平の加納に千比路。
勝負は結果が全てと話す言葉が聞こえた千比路。
三ツ橋の練習を見てきただけに一言で終わらせたくない。
彼の相撲が無駄でなかったことを証明してやる。
---次回 「弱気心に強き意志」---
小関部長に三ツ橋の試合。
2連敗で絶体絶命のピンチですね。
ここからの3連勝が一番燃える展開との演出ですね。
部長が負けたのは意外でしたが、三ツ橋は初勝利と思われたが結果は全敗。
それでも無駄じゃないと吠える千比路、彼だけは期待できる意外性の男。
全般的に土俵が広すぎる気がするが、それで熱いバトルの応酬でした。
三ツ橋は立ち会いの変化意外にも足取りとか色んな技があれば面白いのにね。
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