火ノ丸相撲 BS11(2/01)#16
第十六番 国宝 is デリシャス
火ノ丸は柴木山親方の案内で蟹江診療所へ向かう。
そこはボロい診療所で大丈夫かと疑うほど。
しかも火ノ丸に団体戦1回戦で負けるかもしれないと尋ねる。
不思議と勝つことしか頭になかった火ノ丸。
くじ運のない大太刀高校、1回戦は昨年の全国3位の金沢北。
しかも国宝の日景典馬が居る学校。
次鋒は佑真、素直で負けを認める謙虚さがある。
だから空手と相撲の融合を本気で取り組んでいる。
佑真の突きなど日景典馬の比ではない。
しかし拘束で繰り出される張り手には押され始める。
空手特有の速い引手に腕を取ることも出来ない。
足を引っ掛けての突きで相手を倒して2連勝。
蟹江の治療所は最新設備を取り揃えていた。
火ノ丸の負傷などたいしたことないと治療してくれる。
続く中鋒は日景典馬と國崎千比路、レスリングの国体王者。
彼こそは天才、技を確かな観察眼で見抜いて我が物とするセンスは一級品。
仕切りで最後方まで下がっても典馬の突きは届く。
それ程に体格差がありリーチは長かった。
それでも盗んだ技で肘を払って潜り込む。
回しを取るが背中越しに典馬も回しを掴む。
離れて張り手を放つが逆に回しを掴んで左筈押しの万全の体勢。
はず押しを切って、ネオ千比路スペシャルに移行して投げる。
襷反りと呼ばれる滅多には見られない技だった。
全国3位に3連勝で1回戦を突破する。
国宝に勝った俺は国宝喰いとでも呼んでくれ。
国宝 is デリシャス、略してKIDだ。
頭脳は残念な千比路だった。
---次回 「相撲の神に愛された男」---
日景典馬とは勝負して勝った火ノ丸なので、今回は
千比路の引き立て役になった感じでした。
少しの練習で相手の技を盗める才能は大したもの。
国宝三日月との練習はまさに日景典馬対策と言っても良かった。
蟹江診療所の医師のデザインは電撃ネットワークの南部虎弾でしたね。
中の人はデーモン閣下で大相撲ファンですからね。
そう言えば大会は両国国技館で開催されてました。
プロの土俵でまさに甲子園の使用と同じですね。
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