同居人はひざ、時々、頭のうえ。 BSフジ(1/17)#02

第2話　君を呼ぶ

　

仕事をしたいが猫がノートPCのキーボード上に寝ている。

どかせないので、餌で釣ろうと考える。

 

しかし餌が尽きていた、ネット注文したいがPCは使えない。

スマホで注文しよう、でも直ぐには配達されない。

外には出たくないが、コンビニで探すと売り切れ。

その近くでペットショップ発見。

 

店員のななが話しかけてくれる。

名前は？年齢は？

猫のことだが、気づかず自分の名前と年令を伝えた。

一緒に住むなら家族、名前を付けてあげて下さい。

サンプルを貰って帰る。

留守中に大翔が訪れて母が肉じゃがとカレーを作りすぎたので届けた。

猫が大翔を見つけて驚いて逃げる。

言葉の通じない相手に話しかけるなんて無意味だ。

帰ると猫が不在、小説を書き始めるが資料が欲しいとダンボールを探すと中に猫が居た。

名前は必要なら選ばせよう。

あから順に名前を考えて呼んでみるが反応なし。

 

餌を忘れていた、サンプルにまっしぐら。

ハルの言葉には反応する猫。

餌を買いに行く。

 

猫はハルの意味を知っていた。

かつて少女が餌をくれた、ハルは少女の名前だったが、猫には餌の意味だった。

 

だからハルと聞こえると餌をもらえると鳴いて待つのだった。

---次回　「君に触れる」---

　

当分は素晴の不器用な猫との生活が続くのでしょう。

でも彼のエピソードや目線は面白くない。

逆で猫の目線を主体にして、素晴がおまけなら楽しめるのに。