ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 BS11(10/13)#01新

第1話　「ボーイ・ミーツ・モフみガール。」

魔界のパンデモニウム、万魔殿では元天使が働いている。

万魔殿のトップがベルゼブブだった。

新人近侍頭のミュリンは起きてこないベルゼブブを起こしに来る。

もふもふを楽しんで全裸のベルゼブブだった。
 

彼は数十万の悪魔を統べる出来る悪魔としてベルゼブブに憧れていた。

しかし現実はゆるふわガールに失望していた。

 

仕事は出来るベルゼブブなのだった。

それだけに、締まりのないゆるふわな態度が許せない。

つい小言を言ってしまうのだった。

べルゼブブにとってミュリンは気の利く近侍だった。
 

ミュリンにとってベルゼブブの些細な仕草が可愛い純情乙女男子だった。

アルパカ100％のもふもふセーターをプレゼントされる。
 

これでもふもふを着て眠れると大喜び。

その場で着替えてしまうが頭をナデナデする。
 

勝手に憧れて勝手に失望したミュリンは反省する。

嫌われていると思ってました。

「近侍の心、閣下知らず。」

今日もケサパサを愛でるベルゼブブの姿は可愛い。

悪魔が人間に悪事を唆すのは神の審判の判断基準のため。

なので四六時中、人間を悪事に誘惑する必要はない。

外出して各所の視察に向かう、ベルゼブブ様なら護衛など必要ない。

天界戦争では、サタン様の右腕として大活躍した。
 

事あるごとに注意するミュリンは私の母ですか。

そばに居てくれるだけでイイのです、注意は必要ありません。
 

ちょっと目を話した隙に居なくなったベルゼブブ。

大慌てで探すミュリン。

繁華街で男たちに言い寄られているところを発見、倒して追い払う。

どれだけ心配したかとミュリンが壁ドンする。

心配する必要がなくても心配なのです。

ドキドキしたベルゼブブはミュリンとは口を利かずに急いで帰る。

自室に入るとようやく一息つけた。

ドキドキが止まらなかったのだった。

ミュリンは嫌われたと思って落ち込んでいた。

これは、ある気持ちに名前を付けるまでのお話、かもしれない。

---次回　「」---

　

ゆるふわのラブコメディですね。

昔の少女漫画で良く描かれたモチーフの作品ですね。

心配性で真面目なミュリンがベルゼブブが大好きで、アタフタしながらも

　問題はなんとか解消する、そんなエピソードなのでしょうね。