TVシリーズの続編としてストーリーが繋がっている。
最終章の宣伝としてTV放送されたようですね。
本編119分なので入浴シーンなど一部がカットされているらしい。
後半の大学生選抜との試合はCMを一切挿入せずノーカット放送。
爆音上映など音響を上映スクリーンごとに設定し直したらしく、
1年を越えるロングランを決行したスクリーンもある。
最終的には興行収入25億円を突破したらしい。

全国大会に勝利した大洗女子学園は知波単女子学園との混成チームで
聖グロリアーナ女学院とプラウダ連合チームのエキシビジョンマッチを行っていた。
終わって突然、大洗女子の廃校が言い渡される。
戦車道全国大会で優勝すれば存続と口約束はしたが無効。
文科省は存続の可能性を検討しただけと嘯く。
ここで生徒会長の杏が戦車道連盟や西村流家元を説得して文科省と交渉する。
文科省は2年後の戦車道のプロ化を準備していた。
西村しほは、若手の育成こそが重要とプロ化の理事を断ることも辞さない構えで
交渉に協力してくれる。
その過程で大学生選抜に勝てばと条件を引き出すことに成功する。
今回は関係者各位の署名捺印した誓約書も作成してもらえた。
こうして大洗女子は再び学校存続を賭けて戦車道の対戦を行うことになった。
対する大学生選抜は社会人チームも撃破するほどの戦術と統率力を誇るチーム。
戦車道の名門島田流家元の娘、愛里寿が率いるチームと対戦することになる。
念には念を押して文科省は30両までの殲滅戦を条件にする。
8両の大洗チームでは勝てという方が無理な状況。
聖グロリアーナ女学院のダージリンが秘匿通信でお茶会を各校に誘う。
サンダース、プラウダ、アンツィオ、黒森峰、知波単、継続が車両ごと
転校して協力してくれる。
数的な不利は解消できたが、相手は強豪、先ずは正攻法で攻める大隊長のみほ。
しかし相手には密かに準備した秘密兵器があった。
カール自走臼砲だった。
黒森峰の秘密兵器マウスを凌ぐ巨大兵器を登場させたかったのでしょうね。
自走臼砲や列車砲などドイツの考えることは突拍子もなくユニークと言わざるを得ない。
でも巨大だから良かったとは言えない反省材料にもなっているのが面白い。
結果としてはギリギリで勝利させたいので、あの手この手で各自に見せ場があって
戦車戦の時間を十分に描いた作品だった。
個人的には継続高校の自走砲がユニークだった。
デザイン的には無骨でプラウダと同じで旧ソ連製らしい。
TV版でも登場していた包帯クマが劇中でボコと呼ばれる名前のキャラで
ミュージアムも存在したことが判明。
みほ同様に愛里寿も大ファンで母親に甘えてミュージアムに出資したのだった。
テーマソングまで制作したお遊びが面白い。
アンツィオなど、適材適所で各キャラ、戦車に見どころがあった。
最後の戦闘などは動きすぎて視線もみほ視線に切り替わったりと、目まぐるしくて
酔ってしまいそうな映像だった。
最後に空砲で加速するなど可能なのかとも思うが、奇策には違いなく
面白いことは間違いない。
元請け会社はTV版でも2回落とす歴史に名を残したと言っても過言ではなく、
この作品1年以上も公開が延期されていた。
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