アンゴルモア元寇合戦記 TokyoMX(9/12)#10
第拾話 凶兆
蒙古の内通者となった白石。
地頭として領民を守る立場だったが隣の地頭に裏切られた。
かつての領地と領民を取り戻すべく内通者に成り果てた。
薙刀は射程に置いて有利、朽井は懐に飛び込んでくる。
獲物を変えて腰の大刀で切り捨てる。
白石の勝利の算段は脆くも崩れた。
朽井が大刀を捨て短刀で白石の腹を切ったのだった。
白石の裏切りに気づいた刀伊払の女が殺害された仲間の仇と矢を放つ。
介錯する朽井、輝日は宗家の仕来りに則って裏切り者を処分すると受け取る。
門に晒すと言いながらも、埋めて葬った。
眠る朽井にキスをする輝日。
この戦が終われば帰る宛もないだろうに。
目覚めた朽井に寝込みを襲われるぞと啓発する。
戦では眠れる時に眠らないと戦えない。
南門で異変、鹿や猪の大群が押し寄せていた。
獣は敏感にこの先の異変を察知していた。
蒙古の大群が押し寄せる未来を予見した。
流人で承認の張明福は海岸で小舟を見つけて脱出の準備を行っていた。
阿無視、火垂、鬼剛丸、導円を誘って共にこの島からの脱出を告げる。
同意したのは鬼剛丸だけだった。
刀伊払の長老の亀甲占いは異常な結果となった。
どう見ても凶兆だが、長嶺はその場を取りまとめるべく、長老は身代わりに犠牲となった。
なので未来は慶事が待っていると言葉の綾で巧みに言い包める。
刀伊払の斥候が周辺を探索中。
副元帥の洪茶丘が直々に包囲網に加わっていた。
金田城から見える灯りに味方の合図だと考えるが、次々に増える松明に
蒙古軍の戦力誇示だと分かる。
このままでは圧倒的な大群に籠城は不利。
輝日は生き延びるために城を捨てることを進言する。
安徳帝も勝つためには生き延びろと仰った。
長嶺が城を捨てて生き延びる覚悟を決めた時連絡が入る。
島の北側に大船団が迫っていた。
九州からの援軍であれば、島の南に到着するはず。
これで北からの船団で退路を絶たれ、南からの大群と交えることになった。
博多の少弐景資は出発の準備を整えて先に兵を出発させようとした時、
父親は対馬の守りよりも博多での手柄を優先して出国を禁じる。
援軍を送り出せない少弐景資だった。
---次回 「」---
次の蒙古軍との戦闘の間のエピソードでした。
少弐景資が約束した援軍は訪れないことになる。
少弐景資の父、少弐資能と白石は同じ自分本位。
大局を見て九州を守る手立てを講じるよりも己が大事、手柄だ大事と
目先の欲にとらわれて失敗するタイプでした。
でも少弐家は鎮西探題の家系じゃないのと考えてしまう。
でも少弐家は鎮西探題の家系じゃないのと考えてしまう。
それだけでも既に名誉なのにね。
援軍が来ると信じる朽井と輝日。
来ないとは知らないのが逆に幸せかもしれない。
刀伊払の長老が行った占いが亀甲占い、歴史の教科書には掲載されていたが、
見ることのない占いでした。
昔は占いもある意味での科学でした。
輝日はいつも眠る朽井にキスしてますが、もう大好きですね。
件の東門でのやり取りも頷けますね。
北からの船団に1人嬉しそうな顔が印象的でした。
国営放送ヒストリアで元寇が放送される、明らかにこの作品を意識してますね。
国営放送ヒストリアで元寇が放送される、明らかにこの作品を意識してますね。
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対馬が、蒙古の大軍に包囲されるお話でした。 白石の裏切りを知った迅三郎は、彼と刃を交えることになりました。白石もかなりの使い手でしたが、迅三郎の義経流がそれを上回りました。勝負に敗れた白石は、迅三郎の手で首をうたれました。その首は、輝日姫がもらい受けました。口では裏切り者の首として厳しく対処すると言った輝日でしたが、森の中に手厚く白石の首を葬りました。 蒙古軍を撃退したことで、城... 日々の記録 - 2018.09.13 19:15
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