アンゴルモア元寇合戦記 TokyoMX(9/05)#09
第玖話 山城の攻防
蒙古の侵攻に指揮は長嶺が執るが千人に対して160人程度。
蒙古軍は南門から突破を図るはず、そこに主力部隊を配置する。
各エリアに見張りは立てるが、西壁は断崖で攻めるのも難しいので守りも手薄になる。
白石が進んで西壁の守りに参加する。
朽井は外に出て遊撃隊を志願する。
一番隊の200名を迎え撃つ樹上の弓矢兵。
上に注目を惹きつけた隙に朽井たちは落ち葉の下から敵を攻める。
上下の攻撃に出鼻をくじかれた蒙古軍は20名の朽井たちを追いかける。
これで1番隊の兵士は迷わず南門に逃げ込んだ朽井たちを追う。
朽井の狙いは敵を南門に引きつけることだった。
駆けつけた蒙古軍を刀伊祓の弓矢隊が狙う。
蒙古軍は攻城戦の経験者が多く、簡単には倒せない。
これで石垣を登るものが続かず、睨み合いとなる。
そこに2番隊が200の兵士を連れて合流する。
千人将軍の命令は相手の注意を引きつける攻め。
内部への侵入を企てて無駄に兵を死なせることは禁じられる。
南門での攻防が始まり気になる西壁の兵士たち。
気になるなら向かえばいい、敵襲なら合図を送るから。
白石の言葉で持ち場を離れる刀伊祓だが、残る者も居る。
無事に全員を逃がそうと思ったがダメだったことで後悔が生じる。
裏切りとは一度では終わらず、何度も何度も苦しい選択を強いられる。
オチルバトが見張りを倒して侵入する。
南門では敵の数が増えたのに接近してこない。
異変には鬼剛丸でさえも気づいていた。
蒙古軍はオチルバトが火を放ったと考えていた。
しかし、その前に崩れ落ちたのは火だるまのオチルバトの軍勢だった。
思わず撤収する蒙古軍。
千人将軍は引くことは考えずオチルバトの敵討ちだと四方からの総攻撃を命じる。
金田城の民は焼畑農業なので火の扱いには長けている。
城内の火の手は、最後の策だけに使いたくはなかった様子。
これで蒙古軍の動きが気になるが、朽井は打って出ることを選択する。
鵯越の逆落としを真似た騎馬隊での縦走だった。
あくまでも機先を制して相手の出鼻をくじく策だった。
百人長を狙うが取り逃がす朽井、すかさず撤収する。
千人将軍は朽井の顔を見知っていた。
彼だけは討ち取らないといけないと命令する。
しかし去り際に弓を放たれて盾でからくも眼前で守られる。
一気に千人将軍のやる気が失せる。
ここで兵士を消耗させるのは本末転倒。
撤退の言い訳が必要な様子だった。
西壁の見張りが役目を放棄したと長嶺に報告された。
白石殿に離れても良いと告げられたから。
まるで蒙古と通じているようだとは思わんか?朽井殿。
見てくれば良いだろう、白石の遺体が転がっているか
蒙古と通じて居るので撤収して跡形も無いか。
蒙古軍は撤収した、一緒について行かなくて良いのか?
手ぶらでは蒙古の陣には帰れない。
せめて貴殿の首でも手土産にしないとな。
---次回 「」---
白石の裏切りで城内に侵入されましたが硫黄で発火させる術が待ち受けていた。
良いところを守っていたのは、城内の要所を守る布陣が出来ていたのでしょう。
それに山城なので、城内も山、お互いに見え隠れできるのが功を奏した感じ。
あのまま、城内を荒らされていたら兵士に動揺が生じて一気に崩壊の可能性もあったでしょう。
逆に相手を怒らせましたが、ここでも朽井のゲリラ戦法が機先を制する。
彼のゲリラ戦法が見事なまでに通じてますね。
先ずは攻撃を1箇所に集めるための囮役に近い攻撃と撤退。
鵯越とも見間違う騎馬での山下り。
相手の出鼻をくじいた感じですね。
逃げながらも矢を放たれて、千人将軍の眼前で止まっても恐怖は感じるでしょう。
逃げながらも矢を放たれて、千人将軍の眼前で止まっても恐怖は感じるでしょう。
ここでの撤収は良い采配だと思う、深追いしても兵を減らすと本番に
手柄を立てられないなら意味がないですからね。
残りは2日程度かな、少弐率いる3000人の兵が到着するまでに。
予定どおりに到着するとも限らないが。
白石は裏切りに失敗したので生死を賭けて勝負するしか道はなさそうですね。
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城に押し寄せる蒙古軍を、迅三郎たちが迎え討つお話でした。 白石の内通により、蒙古軍は金田城に攻め寄せようとしていました。そんな中、迅三郎たちは迎撃態勢を整えます。長嶺判官は、城の南を固めて守り抜く構えです。それに対して、迅三郎はあえて城の外に出て、敵を迎え撃つ作戦を立てました。 そして白石は、自ら西の守りを買って出ました。とはいえ、豊富な兵力がないので、そちらに敵の動きがあった時に知... 日々の記録 - 2018.09.07 15:32
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