つくもがみ貸します NHK総合(9/02)#07
第七幕 裏葉柳
5年前の日本橋の大火で売られた香炉の付喪神の裏葉柳。
元は人間で妻を探している。
勝三郎の実家に奉公する料理人の徳三郎が独立する。
日本橋に鶴屋の名で店を開業する。
その祝で出雲屋から見栄えのする品々を借りたい。
大隈屋が幽霊が出るので破格の値段で売り出した店舗だった。
清次は女性を見かける。
貸し出されたお姫、月夜見は付喪神の濡烏と知り合う。
他には付喪神は居ないが寂しくない、幽霊がいるから。
5年前の大火では姉のお紅も焼きだされた。
佐太郎の母から与えられた難題の櫛は玉簪に変わっていた。
これを売れば80両にはなる、これで久兵衛の小玉屋を再建すれば良い。
でもお紅は売ることを許さない。
今でも姉さんは佐太郎さんのことが?
そして佃島の出雲屋に移り住んだお紅だった。
鶴屋には幽霊が出ると付喪神が戻って話す。
裏葉柳は妻ではないかと言い始める。
妻は中村菊之丞に似ていたらしい。
鶴屋が訪れて販売主の大隈屋が訪れるので見栄えの良い装飾品を借りたい。
お紅は裏葉柳や付喪神たちを貸し出す。
勝三郎に尋ねると徳三郎の妻は5年前の大火で亡くなった。
病弱の妻は日本橋を追い出されて亡くなったらしい。
美術商の宗右衛門と出会う。
浮世絵の役者絵を引き取って欲しい。
そこで中村菊之丞の役者絵を発見する。
大隈屋は5年前の日本橋大火で焼け跡を買い叩いた。
アコギな商売で財を成したと有名だった。
その中の一件に幽霊騒動が持ち上がった。
それで格安で販売したのが鶴屋だった。
清次は全てを理解した。
鶴屋の幽霊は裏葉柳の妻ではなく、鶴屋の妻だ。
大隈屋に追い出されて妻が亡くなった。
その復讐を考えている。
毒は仕込んでいないのですか?
鶴屋は徳三郎と妻が以前に住んでいた場所。
大隈屋を殺害して自分も命を立つつもりだった。
もっと前向きに生きませんか?
徳三郎を説得して大隈屋の対応は付喪神に任せる。
悲鳴と共に気絶した大隈屋だった。
中村菊之丞の初代は100年前の役者で男役専門。
裏葉柳はこの頃の菊之丞を知っている。
しかし現在は4代目で女形が得意。
実は裏葉柳が生存していた頃は女形ではなかった。
徳三郎はお菊と会って成仏させる。
裏葉柳は妻のもとに向かいたいと成仏する。
---次回 「江戸紫」---
今回は良くできた内容だった。
妻が亡くなって幽霊として現れた。
そんな思いの裏葉柳と徳三郎でした。
同じ大火で姉のお紅も焼け出された。
江戸の華とは言え、大火は色んな人の人生を変えてしまったのでした。
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