つくもがみ貸します NHK総合(8/26)#06
第6話 碧瑠璃
明け方に眼の冴えた清次、月夜見の巷説が聞こえる。
聞いているとすっかり目が冴えたので町を歩く。
そこでフラフラと歩く男性を発見、大川に身投げするのかと駆け寄る。
近江屋の幸之助だった。
甘味屋のおはなとは一緒に団子を食べる仲らしい。
だが、そのせいで太ったので明け方に歩いて痩せようとしている。
ところが肩を叩いた拍子に清次が欄干から身を乗り出す。
慌てて支えようとして二人は大川に落ちる。
びしょ濡れの二人、幸之助は大事な品を落としてしまった。
すぐさま探しに行くと告げるが風邪を引きそうなので引き止める。
すっかり遅くなった清次、お紅は怒っていた。
状況を聞くが、落としたものが分からない。
付喪神たちはもしかして焦香では?と考える。
空海の巷説を話して思いつかせる。
幸之助を探すが見当たらない。
偶然にも町で焦香を拾った男から買い戻そうとする場面に遭遇する。
これが幸之助の所有物だとの証もない。
30両でなら売ってやる。
先祖代々伝わる焦香の印籠。
牛込のお殿様から拝領した品。
実家は大店なので30両なら工面できるのでは?
実はおはなや店のお客に団子を振る舞ったので10両も使ってしまった。
その上、更に30両もの出費は頼めない。
近江屋に惚れられたと勘違いした芸姑がおはなに宣戦布告。
ちょっかい出さないで。
それはお紅と住吉屋のお佳乃との関係に似ていた。
許嫁のお佳乃は蘇芳の香炉をプレゼントした。
お紅にも、それくらいのことが出来ないと大店の跡取りとは不釣り合い。
そう言われたお紅は俄然やる気になって櫛を元手に大金を得ようと頑張った。
清次が妙案を思いついた。
わらしべ長者の要領で高価な品と交換していくのだった。
今回も幸之助の品物を高価な品と交換してもらい30両を得よう。
そのためには、色んなお客に付喪神を貸し出しては情報収集する。
なんとか30両を揃えて交渉すると、そんな約束はしていない。
怒った焦香が男の腹に噛み付いて、気直悪いと捨て去った。
無事に戻ったが突き倒された幸之助は私悦の状態だった。
おはなさんが心配してくれているのが嬉しかった。
これは月夜見の巷説と同じだった。
---次回 「裏葉柳」---
碧瑠璃は透き通った空や水の色らしく、今回は大川の水のことでしょう。
わらしべ長者を実演した清次とお紅でした。
色々と雑で面白いとは言い難いエピソードでしたね。
お紅のライバルの住吉屋のお佳乃が登場したことくらいでしょうか。
蘇芳も色の名前なのでした。
偽紫の香炉が80両、お香は5両の櫛を80両になるまで頑張りたい。
そんな過去の出来事が明らかになったのでした。
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