つくもがみ貸します NHK総合(8/19)#05
第五幕 深川鼠
古美術商の浜松屋が持参した蘇芳の香炉。
日本橋の大店、飯田屋の跡取り息子の佐太郎が縁談相手の住吉屋から贈られた品。
しかしお紅に惚れている佐太郎は縁談を断りたい。
それならばと櫛でお店が救えるような才覚を示せと迫る。
女が有事の際に持ち出せるのは櫛程度だから。
香炉は蘇芳とは異なるので宗右衛門は持ち帰る。
江戸で人気の義賊イタチ小僧。
瓦版の売れ域も好調、それまでは売れない瓦版売だったのに。
十手の貸出商品はない、麻布神社で願掛けした際に出雲屋の姫人形が
買えるくらいに儲けたいと願掛けをしてしまったと告白。
付喪神の相談タイム、義賊は胡散臭い。
真っ先に貶すお姫が乗り気。
麻布神社で願掛けされたので盗まれるかもと上の空だった。
案の定、盗まれるお姫、神社の神だと偽って真実を問う。
イタチ小僧は空腹で倒れそうな時、この麻布神社のお供えの芋で生き延びられた。
その恩返しをしたいと願掛けすると願うとイタチ小僧を始めたらしい。
平蔵が偶然、十手を探しに来てお姫を持ち帰ってくれる。
深川鼠色の手拭いを拾う、瓦版屋の持ち物だった。
平蔵は下手人を捕まえたことがない、清司に同行を求めてイタチ小僧の
現場を訪れる。
ことの始まりは赤坂溜池の一銭酒場、役人に無理難題を言われたのは老女だった。
岡っ引きとは非公認の協力者で罪人や前科者が多かった。
平蔵も昔の癖でちょっとした品を盗んでしまう。
お姫はイタチ小僧に再度盗まれたい。
恋煩いをした様子。
実は持ち物を乱暴に扱う屋敷から盗まれたのがお姫だった。
お屋敷の奉公人が乱暴に扱う主人が許せないと盗み出したらしい。
その後は美術商に売られて出雲屋にたどり着いた。
甘味屋でお姫の現状を伝えて、イタチ小僧を捕まえることを
清司に求めるお紅。
付喪神はイタチ小僧の事件があった屋敷に貸し出されて真実を告げる。
どの事件も瓦版とは異なり慎ましやかだった。
そう考えていると昔の瓦版は地味で売れなかったことを思い出す。
姉さんも平蔵さんも犯人を告げていたのだった。
平蔵にイタチ小僧は瓦版屋だと告げる。
売上を伸ばすためにイタチ小僧を演じていた。
それで儲けた金は遊興費に消えた。
この真実をお姫にどのように伝えようか?
大奥で石川鯰五右衛門が噂になっていると聞いて憧れていた。
もうイタチ小僧はすっかりと忘れていた。
---次回 「碧瑠璃」---
今回は佐太郎と蘇芳の香炉の紹介と岡っ引きの紹介エピソードかな?
そしてお姫もメインかもしれない。
それ程にイタチ小僧はどうでも良かった。
下手人探しには、なにか一捻り欲しかった。
深川鼠の手拭いにも意味が欲しかった。
分不相応な高価な遊女が使う白粉の匂いが染み付いていたとかね。
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