つくもがみ貸します NHK総合(8/05)#03
第三幕 撫子
婚礼前の蜂屋早苗から簪、櫛などの道具を引き取るお紅。
佐久間勝三郎との婚礼も近く大人っぽくするようにと母が命じたから。
良い品なので全て引き取る。
江戸は地方からの出稼ぎ人も多く、火事も多いので品物を持たない人が多い。
結婚前は、一目惚れに浮かれていただけ。
実はお紅も一目惚れの真っ最中だった。
早苗の持ち物は子供っぽい品ばかりで、大人びた扇子を借りたい。
簪の撫子も付喪神なので仲間入り。
母親のお竜が大人っぽく振る舞うようにと命じたから、引き取られた。
撫子は七五三の市で気に入られて購入された。
お紅が一目惚れしていると話すと、周防の人だろうかと噂する。
清次が扇子を持参して商談する。
早苗の選ぶ柄は子供っぽい。
中古を気にするが大丈夫、華やかな絵柄は嫌う母。
根付の件以来、勝三郎が頼もしく思える早苗。
姉のお紅は火事で焼け出されて清次の住む深川に同居するようになった。
損料屋なら色んな品を選べるのが嬉しい。
母のお竜は夫の世話が忙しく、娘の躾に手が回らない。
なので婚礼前に嫁としての作法を教えたい。
品のいい大人向けの品を望む母だった。
周防の人とは効果な香炉の持ち主。
日本橋の大店の若旦那で女性に人気、突然居なくなった。
香炉の話をすると清次は心ここにあらずな状態。
それは拙いと噂好きなうさぎを嗜める月夜見。
付喪神としての存在意義を話す。
自分は髪をすくときの櫛だったとうさぎ。
親子が互いに使った櫛で飾りではなかったから子供っぽいのかな?
野鉄がお紅の一目惚れの相手を調べて帰っても無視される。
清次は子供っぽい品を持参して母と娘の想いを互いに聞かせる。
少し焦りすぎたと反省する母、娘も母の話を聞くようになった。
うさぎのエピソードを話すと二人は髪をすきあうことにする。
それは久しぶりの作業であり会話にもなった。
早苗が簪や櫛を買い取りに訪れた。
母が早苗の気持ちを理解してくれたのだった。
お紅の一目惚れの相手は信濃国三谷屋の高価な櫛だった。
とても手が出せる品ではなかった。
それを知って野鉄に早く教えなかったのかと怒る付喪神たち。
---次回 「焦香」---
今回は早苗の簪の付喪神が撫子でした。
母は嫁入りするのだから大人になって欲しい、嫁としての
振る舞いを覚えて欲しい。
未だ子供っぽい娘の早苗に不満だったのだ。
でも養子を迎えるので、焦る必要も無かったのですよね。
うさぎのエピソードを聞いて、もっと二人で話し合うのが良いと提案した清次でした。
お紅は清次の憧れる姉程度の存在なのが勿体無い。
彼女がもっと全面に出て商売するほうが儲かりそうですが、
女性が出歩いて商売するのが珍しい時代ですからね。
その辺りの役割分担が微妙かもしれない。
もっとお紅と早苗は毎日会って女子会を開いていても良い気がする。
- 関連記事
-
- つくもがみ貸します NHK総合(9/16)#09 (2018/09/17)
- つくもがみ貸します NHK総合(9/09)#08 (2018/09/10)
- つくもがみ貸します NHK総合(9/02)#07 (2018/09/03)
- つくもがみ貸します NHK総合(8/26)#06 (2018/08/27)
- つくもがみ貸します NHK総合(8/19)#05 (2018/08/20)
- つくもがみ貸します NHK総合(8/12)#04 (2018/08/13)
- つくもがみ貸します NHK総合(8/05)#03 (2018/08/06)
- つくもがみ貸します NHK総合(7/29)#02 (2018/07/30)
- つくもがみ貸します NHK総合(7/22)#01新 (2018/07/23)
スポンサーサイト
Comment