つくもがみ貸します NHK総合(7/29)#02
第二幕 梔子
佐久間勝三郎の紹介で古美術商の浜松屋宗右衛門が出雲屋に相談に訪れた。
夜毎、掛け軸の絵が変わるらしい。
面倒な依頼だと考えるがお紅は清次を状況把握に訪問させる。
先々代から引き継いだ掛け軸で絵柄がおかしいのも事実だった。
その依頼を聞いて出雲屋の付喪神たちはやる気満々。
取り敢えず付喪神の品々を貸し出すお紅、すおうの香炉も探して欲しいと依頼。
未だに香炉を引きずっているお紅だった。
蔵では、源義経、加藤清正、光源氏の掛け軸や書物の付喪神が出現する。
誰が最も優れた男かと争っていた。
それで朝なのを忘れてしまい、急いで掛け軸に戻るが間違ってしまって
その原因は騒々しいのは嫌いと窓から外を眺める女性の付喪神だった。
月夜見は風景画でのっぺりしているのに偉そうだと散々バカにされてしまう。
帰った月夜見はやる気が失せて落ち込んでいた。
うちの付喪神は心配じゃないの?
そんなだから人の気持ちも分からないと清次を叱るお紅。
勝三郎に会うと蜂屋家の早苗をお茶席に誘うので花器を貸し出して欲しい。
月夜見の件を尋ねると掛け軸はお茶の席や宴席で主人が客人を持て成すために掛ける。
満月の掛け軸は用途が少ないのではと教わる。
常日頃、主人が良く月夜見を掛けて披露していたと豪語していたのは
見えだったのかと考える清次。
勝三郎に貸し出す花器を準備していて謎が解けた。
浜松屋宗右衛門に月夜見を窓の外に掛けて欲しいと依頼する。
最初に訪れた際に清次は竹取物語の書物を見ていた。
蔵の窓からは外が満足に見えないので憂いていた女性はかぐや姫だと分かった。
満月が見えて満足するかぐや姫。
そんな彼女を争って奪い合う3人の男性付喪神も諦める。
事件は無事に解決。
月夜見は手入れの行き届いた掛け軸で生前の持ち主は良く使用していたと教えられる。
満月の掛け軸も持ち主の独創力次第。
浜松屋宗右衛門は狩野派の叔父、狩野秀頼の絵だと目利きする。
譲って欲しいと言わせしめる出来の作品だった。
---次回 「撫子」---
やはり、面白い、よく出来ている。
清次と視聴者は外を眺める姫がかぐや姫だと分かるように描かれていた。
付喪神の彼女の背中には書物が背負わされているのもヒント。
かぐや姫なので月夜見も満足させられる出番があった。
本当に上手くストーリーが構築されていて感心する。
ただ惜しむらくは草食男子の清次が気持ち悪い。
中途半端でギャグに描けないのが残念に思う。
せめて目付きをもう少し凛々しく描けないものだろうか?
せめて目付きをもう少し凛々しく描けないものだろうか?
銀河英雄伝説 Neueのヤン・ウエンリーを思わせる気色悪さ。
某国営放送なのに1クール、全12話のようで残念。
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