ピアノの森 NHK総合(7/01)#12終
最終回 第12話 fff
ショパンコンクールの最終日、海の演奏が始まる。
阿字野の言葉はいつもと同じ自分の演奏をしろ。
手を取っておまじないをする。
ピアノに座ってショパンのレリーフを眺めてこの場に立てた喜びと感謝を述べる。
連日の審査で疲れた審査員の気持ちを癒すような風だった。
2曲の演奏で会場中の人々の気持ちを掴んでしまった。
ノクターンでは皆が五感を使って感じようと集中している。
ワルツの3曲はシマノスキーと同じ選曲だが順番が逆だった。
最後は子犬のワルツ、海がコンクールで演奏したかったが出来なかった曲。
誉子はこの曲で海を背負って審査員に喧嘩を売るつもりで演奏したことを思い出させる。
誉子はネットで視聴していた、海の演奏には心が魅了されてしまう。
海の演奏に雨宮はまたもや狂おしく感じてしまう。
次のバラードは紛れもないピアノの森のイメージ。
視聴者にも森の中の風を感じさせた。
しかし森のピアノが燃えてしまった。
ポーランドの審査員の解釈とは大きく異なる演奏だった。
劣悪な環境で育った海には変わりに何を貰ったの?
続いてプレリュードを演奏するが、シマノフスキーの演奏の続きの
怜子の好きな雨だれ、届くと良いな。
罰として木に繋がれた海はショパンの雨だれのプレリュードを理解する。
不気味な中間部分の作曲者の気持ちが分かった。
審査員はポーランドのショパンを解釈して演奏することが大事。
バラードの異なる解釈は減点だが、プレリュードの爽快さは補って余りある演奏。
正確無比な演奏では雨宮は素晴らしいが息苦しい。
海の演奏は自由で決める音がしっかりと決まっているからか?
最後の曲は雨宮が完成できなかった曲、生と死を表現する難しさがある。
海には教えることがたくさんある、ピアノを練習できる環境を
24番の最後は3音をfffで演奏する、海は拳で叩きつけた。
満場一致のスタンディングオベーションだった。
---最終回---
やはり演奏だけでも十分すぎるほどに迫力を感じさせて圧倒できますね。
アニメには映像と音楽が存在する良さを見事に利用できるのが音楽アニメ。
特にクラシックアニメは有利なんですよね。
演奏だけを聞いても十分に魅せられるのですから。
海の人生が詰まったような演奏。
逆境も劣悪な環境も血になり肥やしになる。
演奏シーンだけでは退屈で、審査員の顔もいいけれど、阿字野の教える日々。
森の端での日常など色んなシーンが挿入できるのは強い。
逆境と言えば、そのシーンが挿入できるのは強みですね。
ここで終了で、続きは来年の1月から。
これを見て感じると、「四月は君の嘘」の演奏に重なるセリフが
不快で邪魔で失敗だったと思う。
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