さよなら私のクラマー BS日テレ(6/27)#13終
第13話 根幹をなすもの
浦和邦成に2-0で負けたワラビーズ。
能見コーチも完敗だと意気消沈。
浦和邦成の選手が恩田、曽志崎、周防に転入しろと迫る。
1年生の3人の才能は素晴らしい。
万年予選落ちのワラビーズで腐らすのは惜しい。
千花先輩も曽志崎がワラビーズ選んだ結果が敗戦だと告げる。
現状の女子サッカーを取り巻く環境は決して良くない。
しかし熱しやすく冷めやすい国民性なので代表が弱くなると人気も失う。
だからこそ、女子サッカーを盛り上げるためにも強い選手の出現が急務だった。
千花先輩の目的は具体的かつ少々焦り気味だった。
恩田は久乃木に勝つ約束をしたので埼玉に強豪が一つじゃつまらない。
リベンジに燃えていた。
翌日は練習を休みと伝える能見コーチ。
田勢主将は浦和邦成が実質的に本気の攻撃を仕掛けたのは後半の数分だけ。
それまでは本気じゃなかったことが悔しい。
最後に彼女たちの本気を見せてもらっただけでも十分と考えるメンバーも居る。
恩田は一人で練習を始めていた。
深津監督も訪れた。
女の子は楽しんでサッカーしちゃいけないの?
浦和の26番は熱かった。
女子サッカーがこの国に定着するには強さ以外にも重要な物がある。
それは裾野を広げることだ、プレイ人口を増やす。
そしてお前を見て憧れる人が生まれれば良い。
それは無理だよ。
お前は、そのままで良いと監督。
佐和はメンバーが自分と同じサッカー好きだと確認できた。
だから皆と同じピッチに立ちたい。
私だけがなれるフットボーラーになりたい。
周防と出会って恩田の練習に参加する。
ヲタクの曽志崎は安達太良アリスと趣味が重なる。
偶然にも町のショップで再会する。
千花先輩が築き上げた戸田北中学女子サッカー部。
曽志崎の才能に千花先輩は浦和邦成を勧めた。
その時にハッキリと告げなかった曽志崎は今、正直に伝える。
千花先輩が行ってきたスカウティングから戦略の導入。
だからこそワラビーズを選んだ。
誰も描いていない真っ白なチームで私の理想を描きたい。
3年生が居ないワラビーズで1ヶ月の練習であそこまで戦えた。
この先が楽しみで仕方ない。
千花先輩は曽志崎をライバルとして認定する。
成長し過ぎだよ。
曽志崎も練習に参加する。
主将も練習場にやってきた。
私達は強くなれる、絶対に。
他のメンバーも休みなど考えていなかった。
鷲津監督に会う能見コーチ。
県予選は残念だったな。
儂が教えたことは覚えているか?
ようやくコーチらしい顔になってきたな。
県大会予選を早々に負けた私達には、それだけ準備時間があります。
佐和もDFとして才能を開花し始めていた。
6月のインターリーグに出場、戦術は深津監督が徹底的に鍛え上げた。
恩田は皆とサッカーを楽しみたい。
皆のほうが絶対に楽しいよ。
かつて能見が代表で話したメッセージは各選手に届いていた。
彼女の言葉でやる気になった恩田たちが2世の世代だった。
ーーー最終回ーーー
ここで敢え無く終了。
チームを作って1ヶ月、それでも善戦できた。
そんなチームの奮闘ぶりでした。
その辺りのゴタゴタをもう少し、上手く見せれば良かったのにと思う。
あの流れだと逆転は出来なくても得点を決められそうな流れ。
恩田も久乃木戦でのマルセロルーレットが唯一の見せ場にも思える。
今回もリフティングドリブルもあったけれど、得点ならず。
それだけでは、ちょっと弱いよね。
まあ、突然の天才児の出現でチームを勝利に導くよりは納得できるけれど
ダメダメを描くなら、もう少し描き方があった感じ。
何にせよ、この先が気になるので続編希望。
ワラビーズの成長と勝利を見たい。
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