本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(1/01)#13
第十三章 巫女見習いという選択肢 

ベッドで静養するマインを迎えに来たルッツ。
巫女見習いになると言ったことも知らされる。


いつもの暴走でやらかしてしまったマインを怒るルッツ。
それでもマインを許してしまうルッツ。
自宅で洗礼式の話をするマイン。
孤児がなるべき職業で住み込みで家族と縁が切れる。
それ故に家族は許さない。
明日、神殿を訪れて断ることにする。
ルッツが迎えに来る、ベンノさんも状況を知りたがっている。
神殿を訪れた後に会うことになる。
神殿を訪れると神官長が迎えてくれる。
聖典を読み聞かせてくれるが、話が聞きたいわけじゃない。
本は高価なものなので直接触れさせることは出来ない。
知らない単語を覚えたいと告げると膝の上に読み聞かせてくれる。
私が身食いなので住み込みでは働けない。
見食いと聞いて魔術具を持ち込みマインに触れさせる。
ルッツが迎えに来たので神殿でやらかしちゃったみたい。
巫女見習いは青い服の貴族と灰色の孤児に別れる。
貴族は寄付金を払って不用な子供を神殿に押し付けた。
孤児は貴族の命令に従って搾取されるだけ。




しかし最近は貴族の数が減って神殿から預けていた子供を呼び戻す事が多い。
それで神殿は寄付金が減って経営難。
それ故に貴族だけが持つ魔力も足りなくなってきた。
見食いとは平民なのに魔力を持って生まれたもの。
マインは神殿には二重の意味で重要な存在。


おそらく神殿はマインの両親を説得して取り込もうとする。
それに対処すべく色んな訓示を述べるベンノ。
なので今のうちに搾取されないように出来ることをやろう。
マインの発明は全てルッツが試作して販売すると契約しよう。
工房も登録して準備する。
周囲に相談できる仲間を作れ。
ベンノにはマインは娘のように思い始めている。
それはマルクも同じ。
ギルドに工房を登録するとフリーダもマインと契約したい。
パンケーキの試食アイデアを伝えると早速試してみたい。
ルッツはマインと一緒に成長したかった。
本を作って販売するのが当初の約束。
でも今のルッツでは力になれないことも分かっていた。
これからは神殿との戦い。
搾取されないようにルッツも対応できるように準備する。
---最終回 「決着」---
マインの巫女見習いは拒否でき無さそう。
本人的には本が読めて嬉しい。
でも孤児扱いと貴族扱いでは大きく異る将来の道。
マインが今後も発明をルッツ経由でベンノの商会に降ろして欲しい。
独占販売権が欲しい。
フリーダも同様で販売権を取引できる相手。
そんな関係が広がれば、マインの儲けも大きくなる。
神殿が直販されると堪らないし貴族とのルート、コネも持つ。
それだけに3社相手に発明をオークションの如く競り落とす展開もありそう。
孤児ではなく貴族待遇でマインが巫女見習いに成れば両親も納得でしょう。
如何に相手から好条件を引き出すか?
完全に商人のスキルですね。
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