86ーエイティシックスー BS11(5/01)#04
第4話 本当の名前を
キルシュブリーテは残念でした。
レーナの言葉に苛立ちを覚えて溜まった怒りをぶちまける。
綺麗事を言ってるだけで実際には安全な壁の中で指示するだけ。
俺たちは出撃のたびに命を賭けている。
仲良くしたいと毎日連絡してくるが実際の名前さえ聞こうともしない。
あまりの激情に雷電が嗜める、ハンドラー1、通信を切ってくれ。
セオも言い過ぎたと反省していた。
こんな時、隊長なら何と言ったのかな?
お前とは違うことを言ったと言って欲しいの?
セオの激情に自分の至らなさを反省するレーナ。
アンリエッタに相談するがハンドラーには向いていないので早く転職せよと言われてしまう。
今の現実を変えられることはないし構築したのもレーナではない。
それらを踏まえた上で大人の対応をするしかない。
軍部の認識を改めることも、国を変えることも出来るわけがない。
彼らのことを思って寄り添っても出来ないことのほうが多い。
これ以上彼らに深入りして関わってはいけない。
そんな現実を告げてもレーナは聞き入れない。
レーナの父親も軍人で、戦場を見せたことがある。
高みの見物をすることが危険だと分からなかった。
戦わなければ襲われないと考えていた。
理想を求めすぎてはいけない。
アンダーテイカーと通信するレーナ。
自らの名前を告げて全員の名前を教わる。
セオの言葉を気にかける必要はありません。
ハンドラーにプロセッサー名を開示しないのは罪の意識を和らげるため。
私は個人を認識せず卑怯でした。
隊員の名前をノートに書き留める。
86に墓はない、なので亡くなった隊員の機体の一部を剥ぎ取って名前を刻んでいる。
彼らの墓標を生き残ったものが保有して持っていく。
今まで561名が亡くなった、全員の顔を名前を覚えている。
直接、皆に謝りたいと通信を繋ぐ。
セオのパーソナルネームはラフィングフォックス。
それはアルバで彼らの部隊長だった人物から引き継いだ。
彼は戦線で殿を務めてプロセッサーの撤退を導いて亡くなった。
セオは言い過ぎたことを反省はしているが、まだ全てを信用する気にはなれていない。
副隊長のライデンは大人な対応をするが、カイエと同じくハンドラーには向いていないとレーナを評価する。
地図を早く送って欲しい。
他の隊員も次々に名前を告げる。
レーナとも少しは打ち解けた。
アンダーテイカーの実名を聞くのを忘れていた。
シンエイ・ノウゼン、ショーレイを知っていますか。
彼は俺の兄です。
ーーー次回 「」ーーー
セオの不満が全てレーナに八つ当たり。
全てを彼女が変えられるわけでもない。
個人レベルでの付き合いが深まれば辛くなる。
それでもレーナは彼らを守りたい。
そこの現実に出来ることが殆どない状況でもせめぎ合い的な葛藤と苛立ちでした。
この作品って隊員が次々に亡くなってアンダーテイカーだけが生き延びる?
それが最後にも思える。
国や軍部をレーナが変えられるはずもない。
そんな行き詰まった状況での恋愛とか日常を描くの?
最後まで次々に隊員が亡くなっていく日々を見せられても辛いだけですが。
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86ーエイティシックスー BS11(4/24)#03
Episode 03 死にたくない
クレナはシンが好き、それをからかう女子たち。
あんな無愛想な男が良いとは変わってる。
レーナは彼らと仲良くなるべく毎晩、通信を行っていた。
色んなことを知る、猫を飼っていること。
その猫の名前は各自が適当に呼んでいること。
クレナは両親を白系種、アルバたちに狙撃の的にされて殺害された。
それ故、アルバには人一番憎しみを持っていた。
アルバにも良い人悪い人が居ることさえも分かりたくない。
レーナとの通信による交流は耐え難いと広間を去る。
そんな中でキルシュプリーテ、カイエはレーナに興味を持つ。
彼女も苦しい過去を持つが、現状が過去よりもマシと考えていた。
それ故に、アルバにも良い人、悪い人がいることを理解していた。
だからこそレーナに忠告する、この任務に向いていない。
今すぐハンドラーを辞めるべきだと。
レーナはスピアヘッド隊が優秀だとアンリエッタと地図を探す。
最も出撃回数が多くて死亡者が0だから。
任務も全うしている。
レーナは前線の彼らに地図を送ってあげたい。
そうすれば、任務もより効率化して死亡率も軽減できる。
アンリエッタが地図を見つけてくれる。
レギオンの襲撃に逸早く出撃して部隊を展開、迎撃体制を敷いたシン。
レーナも地図を片手に指示を送る。
地図は今度、転送します。
国の重要機密だが、必要ですから送ります。
レーナは地図を見ながら東に小高い場所を発見。
そこから狙撃すれば相手は勘違いする。
仰角はないレギオンなので狙われることはない。
そうして作戦を実行するが、西からレギオンが出現。
そちらの部隊に対応すべくキルシュプリーテが出動する。
その辺りの地形を調べると湿原、危ないと叫んだが遅かった。
彼女は身動き取れず絶好の的となってしまった。
死にたくない。
それが最後の言葉だった。
彼女の死にやりきれない兵士はレーナに八つ当たりする。
残念でしたって何だよ。
お前は俺たちに名前すら聞こうとしない。
ーーー次回 「本当の名前を」ーーー
この作品の気になる点はなぜ、聴覚だけのリンクなのだろうか?
視覚がリンクされていないので色んなことが想像で補っている。
そのもどかしさが、鍵なのかもしれない。
互いに資格情報を共有していないので近いようで遠い。
それから共和国の兵器開発が遅い。
ジャガーノートの後継機は開発していないのだろうか?
もっと頻繁に色んな兵器が投入されても良いはず。
この作品には未来がない。
シンたちが反乱を起こして共和国を攻めるなら面白いかもしれない。
行き詰まった戦闘の日常を延々と描くだけなのだろうか?
これで担当ハンドラーが辞めていく理由にはならない。
レーナは彼らと寄り添い理解しようとしてきた。
だから彼らは仲間の死に叫んだ。
事務的に処理するだけなら終わりと告げて回線を切る。
それで精神的に参ることはないはず。
86ーエイティシックスー BS11(4/17)#02
Episode 02 スピアヘッド
ハンドラー交代の挨拶を行ったレーナ。
アンダーテイカー、シンエイはジャガーノートを壊して帰ったと怒られる。
もう修理パーツは底をついた。
亡くなった者の機体を改修したので使えるはず。
機体番号をドッグタグ代わりにするシンエイ。
今日も亡くなった者の機体番号を剥がしてきた。
そんな番号タグが山のように溜まっている。
レーナからは毎日、定期報告がある。
共和国軍人には珍しいタイプ。
敵襲にいち早く気づいて全員に通達するシンエイ。
ハンドラーよりも先に行動した。
レギオンは多数で厄介だが、手慣れた感じで倒していく。
高速移動で相手を幻惑して倒していった。
今回の作戦では全員が無事に帰還できた。
共和国軍人の新人教育。
レギオンは無人で5年間起動する、残り2年間対応すればいい。
彼女は86区と呼ばれる人間が亡くなっている。
大本営の発表は誤りであると真実を告げる。
それ以外の人間から人権を剥奪した。
ジャガノートは無人機ではなく彼らが操縦している。
そんな隠された真実を述べてしまう。
定期検診でアンリエッタに新人教育での行動を告げた。
後で叔父様に連絡してフォローしてもらえば大丈夫。
アンダーテイカーからの報告書が全て同じ。
これは相手の特性を考察できるし部隊の戦略にも関わる重要な資料。
アンダーテイカーに正確な報告書の提出を求める。
レーナの作戦指示は正確だった。
ただシンエイの初動が早かったより最善な場所で展開できた。
彼らは入隊4,5年目、数年で除隊が可能。
その後の楽しい未来を考えておくべきです。
ーーー次回 「死にたくない」ーーー
お嬢様のレーナが現状を変えようと行動しました。
でも、何も変わらなさそう。
逆に上層部に目を付けられそう。
叔父様が軍部でも力を持っているので助かっているが、いずれ彼が
退役すると立場は急変しそう。
この作品がどちらに向かうのかは不明。
まだレーナは正直すぎて幼い感じ。
アンダーテイカーと関わって強くなっていくのかな?
86ーエイティシックスー BS11(4/10)#01新
Episode 01 アンダーテイカー 
彼らは人間とは認識されず、85区以外の住人との意味で86とも呼ばれていた。
なので大本営の発表では常に死亡者なしだった。
無人機リーダーのプロセッサとコンタクトする共和国軍のハンドラーがペアとなる。
史上最年少の少佐レーナは無人機の呼称には不服だった。
プロセッサとハンドラーは知覚同調、パラレイドを使用している。
レーナに新たに創設する精鋭部隊スピアヘッドのハンドラーに移動することを打診される。
その部隊のプロセッサはアンダーテイカーと呼ばれる個体だった。
かつて自死者が発生した曰く付きのプロセッサだった。
そんな曰く付きの部隊のハンドラーを引き受ける。

サンマグノリア軍は吹き溜まりで昼間から飲酒する輩が多かった。
そんな彼らにとって最年少少佐のレーナは格好のターゲットで嫌味を言ったりする。


86の命をなかったコトにする政策には反感を覚えるレーナだった。
彼女は怒るレーナを取り押さえて手作りシフォンケーキやシュークリームを振る舞う。
あなたも開発チームに参加すれば良いのに、軍人なんか辞めて。
牛乳も卵も天然物を使用したスイーツだった。
天然物は貴重。
戦闘で多数の戦死者を出してしまい悔やんで泣いてしまうレーナ。
最後の戦闘でハンドラー交代をプロセッサに告げるレーナ。
新しい部隊のアンダーテイカーを死神と呼称するプロセッサ。
その86たちは全員が若い少年少女。
彼らの方こそ自然な環境で暮らしていた。
天然物しか食べていない、どちらがより自然に寄り添った人間的な環境かが分かる。
しかし戦闘で重傷を追った兵士を介錯するプロセッサ。
アンダーテイカーがよろしくと返答する。
ーーー次回 「スピアヘッド」ーーー
AIが進化した世界。
最近は現実にAIの進化により、このような何でも出来る機械を扱った
作品が増えてきた。
昔の意思を持ったロボットと内容は同じ。
だがそこにロボット三原則はない。
それを進化と考えるか無知と考えるかは視聴者次第。
現実でも無人機の開発は存在する。
そこにはロボット三原則は存在しないのかもしれない。
偵察機以上の役割を持てば単なる殺戮マシンでしかない。
そんな現状を踏まえているのかもしれない。
ハンドラーの役割が曖昧ですね。
また軍人のレベルが低すぎる。
現場の戦闘員と将校は異なるレベルであるはず。
レーナが変わり者であることを描きたいのだろうが、戦闘員ばかりに感じた。
あれでは軍隊ではないし、将校も居ないに等しい。
ちょっと描き方が下手だと思う。
ジャガーノートは前期の装甲娘と重なった。
無人機のジャガーノートは人の脳だけを使っているのかと思った。
そんな作品も過去には存在した。