宇宙よりも遠い場所 BS11(3/27)#13終
最終回 第13話 きっとまた旅に出る
南極では厨房手伝い、ミーティング、トイレ掃除と当番制の生活。
キマリと結月は島内めぐりにも出かけた。
帰国まで後3日。
アイスオペレーションは全員参加の夏限定作業。
氷山を削って持ち帰れる唯一の品。
冬の南極は朝に太陽が少し見えるだけの夜の世界。
キマリはオーロラを見ていないことが心残り。
夏は白夜なので難しい。
キマリは、このまま越冬することにも憧れるが3人は反対。
でも次回は越冬しようと約束する。
隊長に最後にやりたいことを尋ねられていた。
4人の選択は皆で遊ぶこと。
氷の上にシロップでラインを引いてソフトボール。
吟隊長は速いがノーコンの投手。
でも貴子は打ったらしい、報瀬も打つ、母親の姿と重なる。
髪を切りたい報瀬、キマリが切ると言うが却下。
笑顔は母親そっくり。
夏隊の帰還式典が執り行われる。
普通なら越冬隊との引き継ぎもあるが、今回は女子高生4人が帰るだけ。
吟隊長の言葉に報瀬が代表で返辞する。
母は南極が大好きだったが、良いイメージはなかった。
ここに来て何もかもが剥き出しの場所だと知った。
何もかもを仲間と乗り越える場所だと理解した。
南極が大好きになった、必ず帰ってきます。
母親のノートPCは隊長に手渡す。
母はここに置いていたいと思ってるから。
ヘリで砕氷船に戻って、地獄の大波を乗り越える。
それもまた良い経験、撮影準備中にオーロラを発見する。
母の未送信メールを発見した吟隊長が送ってくれた。
本物は、この一万倍綺麗だとオーロラの写真だった。
空港に到着して、ここで別れようとキマリ。
離れていても友達だから。
また旅に出よう、報瀬は100万円を昭和基地に置いてきた。
めぐみは北極に居た。
---最終回---
綺麗にまとまった最終回でした。
母親の未送信メールはオーロラ写真、それを既に見ている。
ようやく同じ場所に到着して、全てを見て感じて知った。
母親に追いつき追い越したような表現ですね。
髪を切ったのも、ようやく重い荷物を降ろせたような意味合いでしょう。
そう考えると主役は報瀬でキマリは応援隊な役割でした。
100万円を置いてきたのは、取りに戻る意思の現れですね。
そして最後にサプライズのめぐみの北極旅行です。
この意外性が、また強烈だった。
本作は少女たちが南極へ行く、それだけでも意外なのに、各自の
過去も上手く繋がって成長を描けていた。
ストレートで見事な作品でした。
女性監督なだけに少女たちの些細な会話に現実感があり、
楽しめる点では、けいおん!にも似ている気がする。
ストーリー展開、伏線の回収も見事で、この作品でそんな伏線がと
思える脚本も素晴らしかった。
今期のトップレベルのストーリー作品でした。
昭和基地での行動や行事も全て実話のようですので、想像以上に
不自由なく暮らせているのも初めて知る事実でした。
不自由なく暮らせているのも初めて知る事実でした。
敢えて難点を言えば、見事な背景に人物が明度的にマッチしていない
シーンがあったことかな。
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宇宙よりも遠い場所 BS11(3/20)#12
第12話 宇宙よりも遠い場所
雪上車で3週間掛けて内陸旅行、行き先は天文観測所。
報瀬はなぜだか行くのを保留する。
学校に突然届いた母の訃報。
しかし現実感のなかった報瀬は夢を見ているように思えた。
キマリには報瀬の想いが分からないのでお節介をする。
南極を訪れたら、母と同じ景色を見たら感動できると思っていた。
でもなぜか写真の風景と同じだとしか思えなかった。
なぜだか絵空事で母が消息を断った場所に行っても変わらなければ
何も得るものがないと思うと怖くて仕方ない。
そんな報瀬の思いに今は放っておこうと決める。
その間も気球を飛ばして大気の成分を調べたり、屋外BBQで出発を祝う。
吟は貴子の想いを叶えるために訪れた。
残されたものは勝手に思い込んで行動するしかない。
報瀬も同じだと思っていた。
母を探すために南極を訪れる、バイトの日々を思い出す。
内陸旅行隊の旅が最後の使命となる、報瀬も決意して同行する。
先ずは雪上車にヘリで物資を運ぶ。
雪上車はコースを探して進むので遅い、時速も5Km程度。
途中で野営、太陽柱、サンピラーを見る、この世の終わりみたい。
ブリザードが吹き荒れる中で眠る、初めて見る景色。
キマリは南極大好き、1人だと不明だが、皆と一緒だから。
報瀬に感謝を述べる、青春できたと。
天文観測所に到着、3年振りなので土台のチェックから始まってやることは多い。
完成まで何度も物資を運んで望遠鏡を組み立てる小淵沢観測所。
3人は報瀬の母親の遺品を探す、何かが残っているはず。
母と報瀬の写真を貼り付けたノートPCを発見した。
立ち上げてログイン、パスワードは娘の誕生日、
メールを見ると報瀬からのメールが受信される、1,000通を越えるメール。
ようやく報瀬にも母親の死亡が実感できて号泣する。
---最終回 「」---
突然の母親の訃報を知らされても実感できなかった報瀬。
まるで夢を見ているようだった。
以前にも話した変わらない毎日の繰り返しですね。
報瀬には母親死亡の実感が無かったのでした。
でも確かめに行くことは思いついた、そのために行動した。
思いが実現して南極に到着しても実感は湧かず、夢の続きを見ているようだった。
それだけに現場に行くのが怖い。
何も変わらないかもしれない。
そんな思いに後ろ向きになりそうだったが、一歩前に踏み出せた。
母親のノートPCを見つけてメールを受信して初めて実感したのでした。
3年分のメールは日記のように1,000通を越えていた。
毎日送っていたのでしょうね。
さて最終回は何を描くのでしょうね。
宇宙よりも遠い場所 BS11(3/13)#11
STAGE.11 ドラム缶でぶっ飛ばせ!
大晦日に日本と昭和基地を繋いで交信する。
そのテストでキマリの家族が出演、日向にも高校時代の陸上部の
友達が交信を求めてきた。
日向は急に機材の調子悪いと誤魔化して逃げ出す。
追いかけた報瀬は八つ当たりして荒れる日向を見てしまう。
飛行機で輸送された機材が届く。
これで何年か後に天文台が完成する。
貴子が亡くなった場所に行くのは苦痛な吟とかなえ。
大晦日の中継に備えて手紙を書く4人。
日本最南端の郵便局があるのでレポートするからだった。
報瀬は日向を心配するが、何も言わない日向。
天候が回復したので外での作業に同行する。
報瀬は麻雀が出来るので参加、雀帝貴子と打っていたので強い。
日向は陸上部の同級生のアドレスはブロックしていた。
日向に届いたメールを逡巡するが見てしまう報瀬。
心配なのに何も言わない日向に気持ちを伝えると思い口を開く日向。
陸上部の大会に出場することが決まるが3年生は最後の大会。
日向の出場で枠が一つ減って怒る3年生。
空気が読めない酷い後輩と悪い噂を流された。
それが原因で高校も退学したのだった。
屋外作業、そこは露岩帯で小川も流れるルンドボークスヘッタ。
報瀬はケーキみたいと母と同じコメントを残す。
人工衛星から計測する基準点となる場所でヘリで100Km離れた地点だった。
衛星の目標となるペイントを塗り直す、キマリはこんな単純作業が得意。
テントとアンテナを設営する。
3人は日向に気遣っているが、日向は全てを忘れて新たに人間関係を構築して
活動できる南極を選んだと気遣って説明する。
それで終わりにしたかったが一人納得できない報瀬。
大晦日当日で、中継が始まる。
キマリの顔の斑な日焼けは直らない。
報瀬に許せば楽になれるかなと尋ねる日向、心が小さいな。
向き合うのが怖かった気持ちもあった。
報瀬は、今更ふざけるなですよと怒っていた。
意を決してカメラの前で、もう三宅日向に関わらないでと叫ぶ報瀬。
会話を求めたかつての同級生に正直な思いを叫ぶ。
会話を求めたかつての同級生に正直な思いを叫ぶ。
今更、謝っても遅すぎる、自分だけ楽になろうとするのは許せない。
他人を傷つけた代償は一生モヤモヤを抱えて生きろ。
日向は私達の友達。
既に日向は新しい環境で頑張って前向きに生きている。
キマリも結月も日向を応援する。
大晦日にドラム缶の鐘を撞いて煩悩を払う4人。
---次回 「」---
最後に語られる日向の過去。
先輩後輩のイザコザが大きくなって悪い噂を流されて疲れたようですね。
部活顧問のフォローも足りなかった気はする。
ユーフォニアムでも描かれた人間関係の縮図にも思える。
日向の怒りを知ってしまった報瀬は、怒ると言いたいことが言える性格が
上手く機能した感じです。
確かに謝られると許さざるを得ない状況になってしまう。
それは相手、加害者にとっての救いで被害者が救われるわけではない。
当の本人の想いを知る由もなく、苦しんだ時間は取り返せない。
謝罪で何もかもが解決するわけではない。
そんなエピソードを上手く昇華させて描いたと思う。
そろそろ母親の貴子が亡くなった場所に行くことになりそうですね。
報瀬はどんな思いで降り立つのか見ものです。
主役のキマリ、良いギャグ要員です。
ムードメーカーも重要な役割です。
顔の日焼けも上手く伏線として使ってました。
顔の日焼けも上手く伏線として使ってました。
宇宙よりも遠い場所 BS11(3/06)#10
STAGE 10 パーシャル友情
遂に南極大陸に上陸。
砕氷船での移動も終わり、ヘリで荷物を運ぶ。
昭和基地に到着、役割別に施設が別れている。
管理棟、発電棟、倉庫、居住棟、サマーキャンプなどがある。
全員が個室を割り当てられ、キマリの寝言から解放される結月。
ヘリで荷物と隊員がピストン輸送される。
3年ぶりの昭和基地なので、先ずは内外の掃除と雪かきに追われる。
結月にメールが届く、基地ではスマホが使用できる。
厨房のお手伝いは外よりも寒い食料庫だった。
クリスマスパーティのためにチキンの解凍を頼まれる。
基地では単調な日々が続くので食事とイベントは大事。
結月のメールは朝の連続ドラマのオーディションに合格したのだった。
でも忙しいので皆と会えなくなると悩んでいた。
会えなくても友達だから大丈夫。
いつから友達になったのですか?
私が居ない間に3人は友達になったのですか?
友だちになろうと一度も言われていない。
結月には確かな何かが欲しかった。
キマリは厨房に通って何かサプライズを準備中。
隊員内にも結月のファンが居ることが判明。
そんなファンのためにも朝ドラに出演を決める。
友達誓約書にサインして欲しい。
それは意味がない、報瀬は目に見える形はないと否定する。
分からないんだと泣くキマリ。
キマリと話したいが忙しい。
キマリが幼馴染のめぐみとのメールのやり取りを見せる。
既読はするが返信はたまにで直ぐだったり、時間が経過してからだったりと
気まぐれだった。
友人とはハッキリした形はないが、こんなもの。
そして完成したケーキで誕生日を祝う。
本当は船内だったが船酔いで大変だったので、個室でお祝い。
初めての友達からのお祝いで泣いてしまう結月。
結月ともメールを送り合う仲になれたキマリ。
友達って多分、ひらがな一文字だよ。「ね」
南極からの年賀状のスケジュールが張り出される。
---次回 「」---
今回は結月がメインのエピソード。
実は友達の定義が分からない。
子役で芸能界デビューして学校を休みがちなので、友達との付き合い方が
分からないのでした。
報瀬は自然と気づけばなっているもの。
誓約書はおかしいと全否定するが説明は苦手。
日向が頑張って説明するが難しい。
結月には理解できないがキマリが何か暗躍中。
そして自分の経験を伝える。
幼馴染のめぐみとは出発前に強烈な体験をしてますからね。
そのエピソードが、ここでも利用できるのが構成的に上手い。
自然に振る舞えて分かり合える、そんな感じでしたね。
そしてサプライズの誕生日パーティに感動する。
キマリが主役として頑張ってますね。
結月ファンの隊員が居ましたが、彼にとっては天国に居るような状態なのでしょうね。
厨房の棚に書かれた「かどかわ」はステマじゃなくて実在らしい。
基地の内外は実写を元に作画していて再現率高い。
基地の内外は実写を元に作画していて再現率高い。
宇宙よりも遠い場所 BS11(2/27)#09
STAGE09 南極恋物語(ブリザード編)
縄跳び大会で最下位、魚肉ソーセージだった4人。
実は意外にも報瀬が縄跳びは得意だった。
報瀬の3人の評価は見かけによらず…。
献花する吟隊長、後を追う財前敏夫が報瀬に告白?
吟隊長が好きで報瀬に情報を求めたのだった。
料理長の鮫島弓子が間に立って話を聞く。
この恋愛は再生数アップに利用できるかも。
報瀬は母親の出発前から会っているが殆ど話していない。
かなえも報瀬と話してわだかまりは解くように説得する。
二人共に不器用で口下手だから。
かなえの協力でインタビューを始める。
好きな男性のタイプは雲みたいな人。
報瀬は少し理解できる、雲は上を見るといつも存在する。
そんな彼女の呟きを聞いていたから。
船長も隊長に報瀬と打ち解けることを望んでいた。
南極圏に入ると流氷も増えて、太陽が沈まない。
私のことどう思っているか聞きたい。
憎んでいない、危険なのは理解していたから。
隊長として判断ミスがあったのですか?
何が本心か分からないから話したくなかった。
母親が帰ってこない日々は待つ日々と同じだった。
何も変わらなかったから、行くしかないと思った。
定着氷に到着、乗り上げて自重で砕氷するラミング航行が始まる。
敗戦国の日本は南極観測でも発言権が弱く、東側の氷の厚い場所しか
それで開発されたのがラミング航行、到達するまで何度も何度も繰り返す。
報瀬の縄跳びも同じだった。
母は報瀬と吟をよく二人きりにした。
隊長判断で貴子捜索は打ち切った。
最後の無線がキレイだった、思い出して甲板で咽び泣く。
遂に到着、半径5mなら上陸を許される。
報瀬に最初の一歩を譲るが4人で同時にジャンプ。
ザマーミロ、ざまーみろと叫ぶ報瀬、誰も信じなかったが達成できた。
案外と執念深い報瀬だった。
隊員たちも同じ気持ちでザマーミロの唱和となった。
白石民子からメールが届く。
---次回 「」---
ようやく吟隊長と報瀬が思いの丈を少し話せました。
報瀬は正直に話せたと思うけれど、吟隊長は未だ戸惑っている感じですね。
でも一歩前進した感じですね。
母親が吟と報瀬を二人きりにしたのは、もしかの時を想定していた?
それとも人見知りを直したかった?
吟に子供の良さを教えたかった?
色んな可能性が考えられますね。
母の最後の言葉のシーンは色々とズルい。
ペンギン好きな二人の過去エピソードから現在でも同じで反応するシーンは上手い。
それで出会って話し合う展開に利用するのは上手い。
そういう意味では報瀬の縄跳び、ラミング航行も何度も繰り返すしかないを
重ねたエピソードでした。
しかも戦後の南極挑戦も苦難の連続だったことも重なっている。
しかも戦後の南極挑戦も苦難の連続だったことも重なっている。
新しらせは海水を撒く船首散水装置が装備されたと書かれているので、
旧しらせには無かったはずで、改造されたのだろうか。
ラミング航行は初めて知った、実際に往復で3,000回を越えるらしい。
1.5mの厚さの氷しか砕けないらしく、何度も何度も繰り返すらしい。
確かに、ここからが遠い、ですね。
宇宙よりも遠い場所 BS11(2/20)#08
STAGE08 吠えて、狂って、絶叫して
出港前に最後の暖かい陸地を寝転んで堪能する。
食堂に到着すると、先ずはじゃがいもの皮剥き。
陸上でも給食のおばさん、船内放送が聞こえる。
艦上で運動が可能で走るルートは時計回りだと説明してくれる。
南極では体力勝負、思いのほか広くキマリは1週で疲れていた。
海水風呂も初経験、洗濯当番の報瀬だったが忘れていた。
キマリの前髪パッツンは自分で切ったからと判明。
酔い止め薬を飲んでいたがキレて4人が重度の船酔いを経験。
食べないと益々体力を奪われて点滴を打つことになる。
海水採取時は止まるが既に分からない。
かなえが荷物のロープ掛けを徹底させる。
吠える40度、狂える50度、絶叫する60度と言われているらしい。
緯度と共に陸地の障害物がなくなり海流が激しく凄まじくなる。
その激しさはジェットコースター並。
この状況で南極に行けるのかと自信を失いかける結月。
それでも自分で選んだんだよとキマリ。
外を見たい、嵐と荒れ狂う波に守られた氷の大陸。
ようやく元気になって食堂でも船に乗れたねと言われる。
今度は上陸すると陸酔いに成るらしい。
そして晴れ渡った空の下で流氷の向こうに大陸が見えた。
吟隊長は献花を持って眺めていた。
---次回 「」---
遂に出港、長時間の外洋航海は初めて。
大きく揺れ続ける船旅に重度の船酔いが4人を襲う。
慣れて乗り越えるしかない。
そして体力勝負だけにスポーツ部だった日向以外は体力不足を痛感する。
過酷な状況に不安で意気消沈、落ち込む4人。
でもキマリが立ち上がって自らを全員を奮い立たせる。
自分で選んだんだよ。
彼女たちは南極に行くことを望んだのだから。
キマリの役割が明らかになったのでした。
ギャグ多目で大変さを明るく描いて落ち込んで立ち直る。
1話での上げ下げが上手いですね。
南極に行くと最初から言っていた報瀬が肉体を鍛えていなかったのは意外。
キマリや結月よりは多少マシだったのかな?
キマリの前髪パッツンは自分で切ったからと判明。
HUGプリのはなと同じ理由でした。
宇宙よりも遠い場所 BS11(2/13)#07
第7話 宇宙をみる船
フリーマントルに到着、早速ペンギン饅頭号をレポートする。
結月は手慣れていて快調にレポートが撮影できる。
報瀬は未だレポートが慣れなくて緊張しまくり。
乗船して4人部屋が充てがわれる。
船内の取り決めなどもあるが、人手不足で説明が途中で終わる。
荷物搬入の今なら何処でも撮影が可能と今後は入れなさそうな
操縦室などをレポートすることに決める。
報瀬はやはり無理でポンコツのレッテルを貼られる。
チャンスなので隊長にインタビュー、操船の人員も不足している様子。
報瀬の母親が3年前の民間初の南極観測隊員だった。
砕氷船のしらせや昭和基地を譲り受けて出発したのだった。
何度も再挑戦を試みたがスポンサーも減って3年も準備に費やした。
4人の部屋は報瀬の母、貴子が使った部屋だった。
落書きなどの痕跡を探すが見当たらない。
荷物搬入のお手伝いをする。
街の店で購入品が少ないと言われる。
食料などはコンテナで運び込むのが新型船。
不安になり、かなえに尋ねると南極には絶対行ける、隊員たちの意志は固い。
今回は宇宙を見に行くと告げられる。
それでは納得できない4人、秘密裏に情報収集しましょう。
計画には無理があると話す男性隊員。
戻って眠ろうとするとベッドの裏に星空が描かれていた。
これは貴子の落書きだろうか?
女子高生だった貴子が民間南極観測隊に吟を誘った。
3年前は天文台を建設することを密かに目指していた。
国の基地でも考えているが、民間での達成を目玉にする考えだった。
それが無理を強いてしまったようだ。
出陣式パーティが前夜に開催される。
3年前に参加したメンバーは全員参加。
4人が紹介されるが最後は報瀬。
緊張で挨拶の言葉が上手くでてこない。
レポートのセリフを思い出す。キャッチーでウイットでセンセーショナルな
レポートをします。
---次回 「」---
今回も4人のレポートを中心に3年前の過去を少し描いたエピソード。
報瀬がギャグ担当として頑張ってますね。
キマリのペンギンが気に入った様子ですが、争いになりそう。
3年前の初挑戦から毎年、再挑戦を試みたが断念してきた。
今回はようやく切り詰めての達成となった。
そしてリベンジするのは天文台。
そらは空ではなくて宇宙のようですね。
メンバーも増えて、各メンバーから様々な秘密を小出しに描いてヒントを
視聴者に与える、その度合が心地よい。
ストーリー展開や各キャラのエピソードが豊富でギャグもテンポ良くて
視聴しても飽きることなく楽しい。
気になるのは3年前の参加メンバーが全員参加したのに人員不足。
それ以上に増えていると考えられるので、基地に滞在しない
操船スタッフなどは勘定しないのだろうか?
宇宙よりも遠い場所 BS11(2/06)#06
STAGE06 ようこそドリアンショーへ
出国手続きして飛行機でシンガポールへフライト。
結月以外は初めての飛行機、機内や空港では頼りになる。
目的地のオーストラリアのフリーマントルへ向かうための乗り換え地。
フライトまでの間は観光、キマリの寝相の悪さは知られているので一緒に寝たくはない。
日向の様子がおかしいことに気づく結月。
パスポートを紛失していた。
大使館で再発行してもらえるが日曜日は休み。
ペンギン饅頭号の出発には間に合うので明後日のフライトを遅らせよう。
南極観測隊は規律には厳しいので遅れるのが不安な報瀬。
それなら3人だけで先に移動しろと報瀬に告げる日向。
気を使われるのが嫌で高校も中退した。
陸上部で過去に苦い経験があった。
結月がフライトの変更を空港カウンターで交渉するが格安チケットなので変更は無理だった。
報瀬が4人で一緒に行きたい、気遣いではないと100万円を使ってチケットを変更する。
報瀬が日向のパスポートを預かって返していなかった事が判明する。
ビジネスクラスのフライトチケットはキャンセル出来て問題はないが、報瀬と日向には罰ゲーム。
ドリアンを食べてもらう。
---次回 「」---
今回は少し日向の過去が明らかに。
彼女だけはメインのエピソードが無いので、そろそろ描かれるかなと思われたが
全貌が明らかにはならなかった。
彼女は気遣いが苦手。
あまりに特別扱いされると居辛いのは分かりますよね。
直ぐに忘れてしまうと思うけれど、耐えられなかったようですね。
そして暴走報瀬のエピソードとしても面白かった。
そして暴走報瀬のエピソードとしても面白かった。
結月のジト目からの隠していることありますよねが連発。
彼女のキャラがこれで確定しました。
嘘を見抜く能力者だったようですね。
これも芸能界で働いていて身に付けた能力なのでしょうか。
目的地のフリーマントルは西海岸で直行便が飛ぶシドニー、キャンベラは東海岸。
なのでシンガポール経由で直行便に乗り換えて移動するようですね。
割引チケットではなく、正規料金のビジネスチケットは高額だが
割引チケットではなく、正規料金のビジネスチケットは高額だが
変更も容易なのは経験がないが納得できる。
旅先でパスポートを失くしでも大使館で半日で再発行してくれるなら便利、
旅先でパスポートを失くしでも大使館で半日で再発行してくれるなら便利、
海外旅行の豆知識でしたね。
海外の旅先でのトラブルは信頼できる人が居ないと不安ですよね。
何をどうすればいいか分からずに途方くれますからね、そして語学の問題もある。
海外の旅先でのトラブルは信頼できる人が居ないと不安ですよね。
何をどうすればいいか分からずに途方くれますからね、そして語学の問題もある。
宇宙よりも遠い場所 BS11(1/30)#05
STAGE05 Dear my friend
サブタイは超電磁砲のED曲を思い出させる。
来月に南極に行くと朝礼で紹介されるキマリと報瀬。
払い下げられた2台目しらせは、ペンギン饅頭号として改造されて利用される。
定例のレポートは結月が卒なくこなす。
滞在は3ヶ月、自分の体重も含めて100Kgまでの荷物を準備する。
妹のリンが手際よく不要物を判断してダンボール1つにまとめてくれる。
昔、めぐみから借りたゲームを発見、返しに行く。
3年ぶりにゲームを始めるキマリ、初めてめぐみに勝てたゲーム。
嬉しそうにゲームするので電源を抜いて嫌がらせしてしまう。
めぐみは幼い頃からキマリの面倒を見てきた姉的なポジションだった。
そんなキマリが自分独りで南極行きに邁進するのが羨ましく寂しかった。
前日に学校で送別会が開かれた。
めぐみと二人で送別会。
あまり調子に乗ってるとやっかみを言う奴も居る。
自信満々で浮かれ気味のキマリが妬ましいめぐみ。
報瀬と日向が訪れて、悪口を聞いて激怒する報瀬。
日向は放っておけと冷静に対処する。
同じレベルで喧嘩してどうする?
ジュースで憂さ晴らしだが叫びたい。
それならカラオケに行こう、発散することに成功する。
キマリはめぐみに常に助けられてきた。
だからこそ、代わりたかった、対等に並び立ちたかった。
出発の朝、妹のリンが抱きついてくる。
めぐみがキマリを待っていた、絶交しに来た。
全ての悪口、悪い噂の犯人はめぐみだった。
キマリたちの行動を知っているのはめぐみだけ。
いつ気づくかと自虐的に悪い噂を流布してきた。
自分の庇護者が独立して歩むことに不安を覚えて失敗させたかった。
いつまでもキマリを庇護者として自分の立場を上位に保っていたかった。
実はキマリと一緒にいて優位な立場に居たかった。
でも何もなかったのは自分自身だと気づいたから絶交する。
キマリと分かれて変わる必要があるのは自分だと気づいた。
一緒に行こう、南極へ。
行けるわけないよ、やっと変われるんだから。
絶交無効。
---次回 「」---
遂に出発するキマリたち。
今まで批判的な目で冷静にサポートしてきためぐみだと
思われていたが実はキマリの保護者的な立場でいたかった。
あくまでもキマリの上位にいる存在だから居心地が良かった。
そんな彼女が自分一人の力で巣立つので羨ましくて寂しかった。
なので邪魔をする行動を取ってしまったのでした。
そして一番変わらなければいけないの自分だと気づいたのでした。
何というか、今まででは描かれないタイプのめぐみのエピソードだけに
面白いし、人の嫉妬や寂寥感などが描かれて目新しかった。
こんなキャラも描いたことで作品にいい意味でのシリアス要素も加わったと思う。
サブタイは超電磁砲のED曲を思い出させる。
宇宙よりも遠い場所 BS11(1/23)#04
STAGE04 四匹のイモムシ
4人での南極行きが決定して大喜びのキマリ。
学校にも12月の休学を申請する。
しかし最大の難関が残っていた。
キマリは両親に伝えるのが最後だった。
近所の人に知らされて大恥かいたとお冠の母からの交換条件は赤点0。
夏季訓練を始める4人、前川かなえが立川駅に迎えに来た。
未だ経費不足だとの噂が絶えないが絶対に行けると断言する。
山中で訓練が始まる、南極大陸は定住者の居ない唯一の大陸。
29カ国の基地が集まり、ルールに従って行動している。
藤堂吟隊長が4人に教えてくれる。
報瀬が参加していることには運命を感じる二人。
まずは計測器を使ってルートの確保訓練。
南極は白くて真っ平らで感覚が狂いやすい。
目印を残しながら移動ルートを計測して決める。
素早くよりも正確にをモットーに再計測。
テントで眠るのも訓練だが8時前では眠れない。
報瀬に藤堂吟を尋ねると、母親が戻らなかった南極探検隊で戻ってきた人。
早朝に藤堂吟が眺めていた朝焼け。
報瀬の母について尋ねると変な人としか言えない。
報瀬はしつこくて思い込みが強くて面倒なところが似ている。
キマリは何かを行動したくて南極を聞いて知って決めた。
今は皆と南極に行きたい。
南極向きの性格だと言われる。
3人を起こして日の出を眺める。
---次回 「」---
4人の南極レポートが現実に決定、出発に向けての
準備が始まる。
訓練が始まると急に現実感が増していい感じですね。
特に南極あるある的な薀蓄が増えると楽しめる。
ここまでドジで明るいだけのダメキャラ的なキマリが
実は一番向いていると言われる意外さも面白い。
楽天的で信じたら一直線な性格が良いのかも、急に主役に躍り出た感じ。
報瀬と藤堂吟、前川かなえは知り合いで母と南極探検に行った元・同僚でした。
これで祝勝会での経緯も明らかになりましたね。