このはな綺譚 TokyoMX(12/20)#12終
最終回 第12話 大晦日の奇跡
女将と屋根裏を掃除する柚。
御折の中のものは捨てて良いよと言われるが高貴そうな巻物を発見する。
大晦日で板前も帰って蓮が蕎麦を調理。
今年は柚子も交えて2年参りに行こう。
柚の巻物を見て眷属の巻物みたいだから神社で聞いてみよう。
人混みで巻物を落としてしまい追いかける柚。
異空間に紛れ込んでしまう、そこは皆が慌ただしく走る忙しい世界。
柚は椿とぶつかって同業者だと思われて連れられる。
そこは神社で願いを吟味する神の眷属たちの世界。
人が神社で願う願い事を書き留める書紀が忙しくて倒れてしまう。
読み書きの出来る柚がピンチヒッターを申し出る。
人の様々な願いが頭に流れ込む。
ようやく一段落が付いた時に宇迦之御魂神が登場する。
柚が読み書きを教わった八百比丘尼なら知っておるぞ。
ようやく柚の身の上を聞くが、此花亭がない世界だった。
神の道は各地の神社と繋がっているので迷い込んだらしい。
巻物を眷属に尋ねるが本人以外では開けられない封印が施されていた。
帰れないなら神の眷属に成ればいい。
柚は此花亭の皆が、お客さんが大好きだから帰りたい。
それなら巻物に願い事を書けばいい。
宇迦之御魂神は叶える気などさらさらない、神社が増えたので温泉で湯治したい。
椿が親身に願いを叶えられる高位な神を探してくれる。
椿が務めていた社は土砂崩れで崩壊した。
その後は社を転々とした、帰る場所のない眷属だった。
柚の巻物の願いに持参した巻物が反応する、現世で柚を呼び物が居た。
その願いの横には椿に暖かい家が出来ますように。
それを見て椿は、右の者が道に迷ったら帰れますようにと付け加えた。
新年に柚が時空を移動して皐の元に帰れた。
宇迦之御魂神は温泉宿の建設を本気で考えて椿に打ち明ける。
その時には椿にも手伝いを要請する。
戻った柚の赤い頭巾に見覚えのある女将だった。
---最終回---
まあ色々と声で分かる配役が残念でしたね。
女将の巻物が柚を此花亭が出来る前の眷属だった頃に誘う。
年始の神社は大忙し、願い事を吟味して対処する。
そんな世界に紛れ込んでお手伝いする柚。
彼女を間違って連れてきた椿が女将でした。
親切な椿への願いと柚の温泉旅館勤務が発端となって生まれた此花亭でした。
宇迦之御魂神が適当で好い加減でした、OPに登場する人物としては
最後に登場で見せ場がなくぐうたらなだけでしたね。
そして八百比丘尼に文句を言った柚の言葉、神の眷属なら他人の対応も違っていた筈なのに。
それを回収したエピソード、今は皆と一緒に居たい。
最後に登場で見せ場がなくぐうたらなだけでしたね。
そして八百比丘尼に文句を言った柚の言葉、神の眷属なら他人の対応も違っていた筈なのに。
それを回収したエピソード、今は皆と一緒に居たい。
たとえいつかは離れ離れになろうとも。
いつも元気で一生懸命な柚が、あの世や、神の世界で事件に巻き込まれる。
女性だけの優しい世界の作品でした。
ただし男前キャラが多い気がする。
女性作者はどうして狐が好きなのだろうか?
宇迦之御魂神もよく登場する。
いなり、こんこん、恋いろは、ぎんぎつねなど。
妖狐×僕SS、神様はじめました、なども狐の妖怪に恋をする話。
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このはな綺譚 TokyoMX(12/13)#11
第十一話 神様の休日
お客様が訪れるが、櫻のお得意様で任せておけば良い。
今日は櫻が拾い集めたどんぐりで遊ぶ。
蓮のお得意様も訪れる。
芸能の神で今回は2人、1人は地元の祭に招待されたらしい。
昔は神様も忙しかったが、最近は年始のお参りだけ。
かつては此花亭も大賑わいだった。
櫻と遊んでくれるお得意様は戦の神。
今では戦もなくなり刀も使うことがない。
せめてもの使用は竹とんぼ作り。
芸能の神は飲んで歌って大騒ぎ。
ご指名された女将も初めて見るお化粧姿。
4人の仲居は初めて見るので分からなかった。
化粧を見たいと棗と蓮、白粉で人間形状に変わる。
此花亭は大賑わい、年末年始は神々が忙しいので、その前に羽を伸ばしたいらしい。
1人で暇なお菊、町にでも行ってみよう。
瓜乃介が路地で西洋ドールを発見する。
此花亭に連れ帰ったお菊。
蓮に衣装、棗に修理を頼もうとするが二人共に大忙し。
柚は使えない子の認定で、櫻が接近、逃げるまで時間稼ぎを命じる。
でも瓜乃介が捕まってしまった。
お人形は遊んでもらうのが本分、お菊は未だに人を恨んでいる。
あなたは遊んでもらったことがないのね?
子供は遊んで、ままごと意外の喜びを知ると寿命。
あなたと一緒に居ることは出来ないと帰っていく。
元の世界に戻ると、持ち主が探していた。
クリスマスプレゼントでもらったリリィは今でもお友達と回収される。
蓮は正月用の振り袖を縫ってくれた。
嬉しくて泣き出してしまうお菊だった。
---最終回 「大晦日の奇跡」---
今回はハロウィン前後のお話。
年末年始は神々は忙しいので、その前に骨休め。
女将をご指名で訪れる神々も居る。
お化粧姿の女将は初めて見るので桐しか知らなかった。
戦の神は出番が無いので櫻と遊ぶ好々爺となってましたね。
自分が暇な方が良いのも分かっていたようですね。
芸能の神はファッションにも詳しい、どうしてもお姉になってしまうようですね。
まあ、現実にも、そんな人も多いですからねぇ。
そしてお菊の冒険。
未だに人を憎んでいるお菊が捨てられたお人形を連れ帰ってきた。
お人形の一生を教えてくれる。
でもお菊には遊んでもらった経験がない。
不気味だと蔵に仕舞われただけでしたからね。
でも蓮が振り袖を縫ってくれて大喜びで感涙に咽ぶのだった。
少しずつ、人間への恨みも浄化されそうですね。
少しずつ、人間への恨みも浄化されそうですね。
このはな綺譚 TokyoMX(12/06)#10
第10話 姉上襲来
昨夜は宴会担当で眠い皐、控室で休息する。
お茶受けの菓子だと思ったのが、小さくなる薬だった。
大きくする薬の予備を持っていない薬屋さん。
当分は小さいままの皐、蓮がドレスを作ってくれた。
お菊はキャラが被ると嫉妬する。
柚について仕事の指示をする。
予約のお客の足元の汚れで山道を歩いてきたと推察、足湯を準備する。
紅葉が綺麗な中庭で足湯を使う。
柚の気遣いに成長を感じる皐。
憧れの皐が自分のせいで小さくなったと泣く柚。
深夜に薬屋さんが大きくなる薬を届けてくれた。
桐が密かに飲ませて朝には元どうり。
でも王子様のキスのせいではと意地悪な桐だった。
皐の姉で巫女の柊と菖が訪れた。
蓮は柊と皐の確執が気になる乙女だった。
桐は担当を皐と柚に指名する。
柊は自由奔放な性格で二人共にオッサン気質。
何が目的で訪れたのか気になる皐。
月兎の姫様を助けると一緒に遊ぶ柊。
いつも人が集まる輪の中心人物になる柊。
姫が神楽が見たいとグズり始めた。
柊が舞ってやろうと了承するが、菖が一計を案じて湯当たりした。
柊のリードで無事に舞い終わるが、所詮は真似事と泣いてしまう皐。
やはり姉には敵わない、皐の涙に柚が申し訳ないと泣きだしてしまう。
柚が言ったように、仲居としてお客様を喜ばしただけだと慰める。
天才肌の舞いの姉、器用貧乏の妹と言われてきた。
母親は柊は九九も満足に出来ないので奉公には出せないと皐を選んだ。
柊も皐を羨んでいた。
柊は神のお気に入り、巫女にしたいと言えば今すぐにでも呼べるのだった。
でも仲間もできて楽しそうなのでと、皐の様子見に来ただけだった。
---次回 「神様の休日」---
今回は皐がメインのエピソード。
小さくなって柚の成長を感じる。
姉が訪れてコンプレックスを感じているが、姉も妹に同様な感情を抱いていた。
お互いに無い物ねだりをしていたのでした。
柊が登場すると、男前ばかりの作品に感じてしまう。
女性役が柚、蓮、お菊と少ない。
珍しいバランスの作品かもしれない。
このはな綺譚 TokyoMX(11/29)#09
第9話 泡沫の…
櫻と柚が亀を連れ帰った。
浜辺で猿に虐められていたので助けたらしい。
お礼に和多都美の宮殿にご招待します。
でも水中では息が続かない。
池では無理なので海までご足労下さい。
宮殿では働かずとも良いと聞いても柚は此花亭で色んな人をお世話したい。
毎日遊んで暮らせるのは何をして良いのか困ってしまう。
お客として招待するが、微妙に下拵えされていると気づいて逃走。
亀は親切だと桐、鍋も蓋もついているから。
アポ無しでお客さんが訪れる。
泡那美さまは最上級の神様、伊邪那美と伊邪那岐の孫で水の泡の神。
桐に連絡すると女将不在で今夜は混んでいる。
貴賓室は女将か桐が担当するが、忙しいので蓮に任せる。
蓮一人では大変だろうからと柚もお手伝い。
貴賓室を任せられて念願が叶ったが、気負いすぎの蓮。
ミスをする柚は追い出される。
へちまで背中を流すと自然に泡が発生、あまりに泡が増えたのでお湯で流すと
ちびなみ様が大量発生、とんでもない事になっていた。
柚と棗が駆けつけて、先ずはちびなみ様を集めよう。
外ではお菊と瓜乃介が浮かんでいる。
櫻は自分も浮かびたいと考えていた。
桐と皐も駆けつけて知ることになる、ちびなみ様を全て捕まえて。
柚が飲み込まれて記憶を垣間見る、それは伊邪那岐と伊邪那美の国産みから
泡那美が生まれる記憶だった。
浮かんでいた柚を皐に助けられる。
浮かびたいとちびなみ様を隠し持っていた櫻からも回収。
ようやく元の姿に戻る、急に催したので訪れたらしい。
お菊は腐った女の人に追いかける夢を見たらしい。
私たちの生きた時間など泡沫の夢のようなものかもしれませんね。
---次回 「姉上襲来」---
今回は神話や童話の世界を題材に描いたエピソード。
Aパートの亀が招待する宮殿の乙姫様が泡那美様かと思ったら違ってた。
全然関係のないエピソードだったのが残念。
あの世とこの世の間の神々も存在する世界、色んなエピソードが
利用できる世界設定が有効に描かれた感じ。
蓮が柚より重く見えるのが不思議だった。
柚のほうが背が高いと思ってた。
お菊はマスコット的にいい味出してます。
瓜乃介が居ないと移動に時間が掛かるのか、いつも一緒でセットになってる。
亀は鍋と蓋が付いていて親切だ発言は面白かった。
亀は鍋と蓋が付いていて親切だ発言は面白かった。
このはな綺譚 TokyoMX(11/22)#08
第八話 かりそめの訪客
海岸で倒れている少女を発見する柚。
漂流して打ち上げられた人魚だと言うが真剣に共を探す柚に嘘を告白する。
彼女は現実世界が詰まらない退屈に感じていた。
空想世界での物語が一番楽しかった。
幼いころは友人も楽しんでくれたが成長すると共に嘘つき呼ばわりされて
誰も相手にしてくれなくなった。
それどころか嘘つき少女と呼ばれて遠ざかり、母からも叱られるようになった。
小さな頃の夢は絵本作家になることだった。
柚は騙されてなどいない、礼の話が楽しかったと言ってくれる。
あなたを必要とする方が必ず現れますから。
現実世界で前の席の田辺さんがプリントを届けに来て心配していた。
飛魚を捕まえようとしたら海に飛び込んでいた。
そんな不思議な話も真剣に聞いてくれる友人ができたのだった。
カイト少年が走り回って櫻の仕事の邪魔をする。
たまに紛れ込んで来るものが居るらしい。
櫻はオカリナで管狐を操って洗濯物を干していたのだった。
将来、立派な仕事をする方なら他人の仕事を貶めるような発言はいけないと
皐にだけ分かる怒りで窘める柚だった。
離れの間のお客が還らないので困っている蓮。
あの世に行くべきでない人物なので早く戻って欲しい。
しかしトラック事故で元には戻れない、妻の世話になるのが耐えられない。
そんな男にカイトが話しかける。
カイトは両親から引き離されて居場所を失って再び訪れた。
二人共に現実世界には帰りたくない。
男の娘は妻の連れ子で懐かなかった、カイトと似ているかも。
それでもカイトには家族のいる男が羨ましい。
初戦はお釈迦様の掌の上、妻は男の全てを知っている。
何処かで会おうと還る男。
カイトが成長した姿で再訪、柚に別れを告げる。
男の娘が海岸に現れた絵本作家の、まつもと礼だった。
---次回 「泡沫の…」---
A,Bパートが見事に繋がったエピソードでした。
カイトが盲導犬だったのが最後に種明かし。
最後は尻尾が生えてましたが、本編中では隠されてましたね。
盲導犬は幼いときに里親に一生分愛される。
そんなエピソードが元になっていた感じです。
惜しむらくは盲導犬として育てられる時の仲間が人間として描かれたことでしょう。
曖昧な声だけの描き方が良かった気がする。
先に盲導犬だと知られたくないのは分かりますが、人としては描きすぎにも思える。
盲導犬なので将来は人のためになる立派な職業をすると言われていたのでした。
娘の松本礼のエピソードも父親絡みのエピソードが少しあれば
完璧だったと思う。
でも今までで、最もまとまった素晴らしいエピソードでした。
柚の説得、説教が少し年寄り臭いのは目を瞑りましょう。
このはな綺譚 TokyoMX(11/15)#07
第七話 夏祭りの夜
祭り囃子が聞こえてきた、柚には初めての祭り。
色んな祭りが混ざり合って期待大な柚。
宵宮だが2班の交代制で祭りを楽しもう。
柚たちが先行する、櫻ははしゃぎ回って、追いかける柚が迷子。
盆踊りの囃子が聞こえるので柚と櫻も参加する。
柚はお盆に帰ってくる先祖の霊に惹かれてしまう。
付いて行っては駄目と先日の少女の霊が帰る場所を導いてくれる。
現実の世界に戻れた柚。
棗と蓮が交代で祭りを楽しむ。
このためにおしゃれしてきた蓮だったが、棗は気づいてくれない。
祭りを楽しむことに賢明になっているので不満だらけの蓮。
いつもの棗なので分かっていると文句を飲み込む。
仏頂面なので楽しくないのと尋ねるが蓮は素直に文句を言わない。
祭りの太鼓櫓で太鼓を打つ姿が格好良いと大評判、蓮も見惚れてしまう。
蓮の足が痛むのを分かって抱っことおんぶのどちらが良い?
花火が始まるので肩車をしてくれる。
以前もこんなことがあったと思い出す。
背負われて帰るが降りて裸足で歩く蓮。
以前も同じことがあったと思い出す。
お菊は祭りに参加したかったが、今はあちらに引っ張られそうだからと禁止される。
花火を見ながらも来年は参加したいなと思う。
櫻が桐にお土産を買ってきたが飴細工は溶けて形が残っていなかった。
でも初めての祭りに初めてのお土産だからと桐が一緒に味わおう。
---次回 「かりそめの訪客」---
今回は夏祭りだが、お盆がメインかな。
だから、お盆で霊を弔い先祖が帰って来るのだが、そちらがサブ扱い。
この辺りは描き方だが、柚が体験するのだから、もう少しお盆の先祖供養の
話をメインに描いても良かった気がする。
棗と蓮はいつもどおりの関係の繰り返し。
出来ればお菊が同行して霊に巻き込まれて、てんやわんやでも良かったと思う。
棗と蓮は、ある意味ワンパターンで最後は優しさが描かれて終わりなので
過去回想は必要ないようにも思う。
タコが販売するいかめしは、誰かが購入して食べて欲しかった。
柚はお土産に何を買ったのだろう?
最後の皐の面を何処かで見た話は必要だろうか?
作者へのオマージュなのか?