本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(6/24)#26終
最終回 第二十六章 夢の世界
トロンベ討伐が終わりマインの儀式の時間となる。
シキコーザにトロンベを討伐した跡地に魔力を与える儀式を任せる。
何もしなかったので魔力には余裕があるはずだから。
シキコーザが儀式を始めるが、魔力量が不足しており途中で中座してしまう。
マインの豊富な魔力量は圧倒的だった。
神官長が十分だと止めないと、草原が森になる勢いだった。
マインの巫女としての実力を騎士団に認めさせる神官長。


異論のある者は居るか?
騎士団の不手際をマインに詫びる神官長。
そこで破れた儀式衣装の新調を望む、出来ればギルベルタ商会に発注して下さい。
ダームウェルは庇ってくれたので罰は手加減してあげて下さい。
帰るマインにルッツが駆けつけてくれた。
トロンベに巻き付かれた時、魔術具の指輪で助けを求める思いが届いたのだった。
貴族社会は怖かったと抱きつく。
でもマインは数日発熱で寝込んでしまった。
神殿に登ると神官長に呼び出される。
隠し部屋で薬を飲まされ魔術具を装着される。
そこは本巣麗乃が暮らした日本。
どこにでも行けると聞いて真っ先に向かったのは就職が決まっていた中央図書館。
その光景を見た神官長は巨大さに驚く、そして本の整理に納得する。
次に向かったのは自宅だった。
母親の準備した食事に目もくれずに読書を続ける麗乃。
この後、本に押し潰されて亡くなったのだ。
だから母親に別れを告げられていない。
マインの強力な思いが感情を見出して過去への記憶への接続が途切れてしまう。
涙ながらに目覚めたマイン。
マインと同調していた神官長も同じ思いを共有していたので影響を及ぼしてしまう。
悲しい時、辛い時はルッツやトゥーリが抱きしめくれる。
だから神官長を抱きしめるマイン。
神官長は一人だから抱きしめると感情の高ぶりが収まるはず。
また過去に戻りたいので魔術具の使用を求めるマイン。
でもこれっきりで辞めにしたい神官長だった。
魔術具は騎士団長カルステッド経由の借り物だった。
マインの転生前の過去を見て利用価値を見出す神官長。
シキコーザの母親が多方面に訴えて手間を掛けていた。
神殿長から神官長にその件で通達があったが気にしない。
マインの近代的な知識は先進的すぎて悪用も可能。
それを防ぐためにもカルステッドの養女にするべきだと考え始める。
マインは生前の母親に感謝と別れが伝えられなかった。
その心残りを今の家族に伝える。
ベンノは儀式用衣装の発注にマインを問い質したい。
今は忙しいからとルッツと出かけるマイン。
誰もマインを止めることは出来ない。
---最終回---
ようやく1話のアバン、神官長がマインの過去を覗くシーンが描かれましたね。
神官長が現在の日本を覗いて何を何処まで理解するかが気になるところ。
でもトンデモナイ世界の知識を持つことが理解できた。
これは上手く利用したいし、誰かに悪用されては困る。
そうなると貴族の養女になるしか無い。
そんなマインの将来に関わる重要なエピソードを描いて終了。
これは続きが気になります。
マインが貴族となって出世?する物語になるのかな?
いつかの日に続編を見たいものですね。
この物語はベンノ、神官長のいい大人が味方になってくれて良かった。
ただ神殿に入ると今まで助けてくれていたオットーさんやフリーダが
登場しないのが残念だった。
彼らとマインが関係する接点が薄いのも分かるが、一度は登場して欲しかった。
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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(6/17)#25
第二十五章 トロンベ討伐
シキコーザは無駄な祝福だったなと告げる。
彼は下級貴族なので平民に対しても普通に接してくれる。
シキコーザは他の青色神官と同じ平民を蔑んでいた。
へりくだって彼の機嫌をやり過ごそうと考える。
騎士団でも神官長は別格の魔力量を誇る。
闇の魔法で射掛けて触手を半減させる。
残りを枝を刈り取って幹を切断して討伐が完了する。
ダームエルは騎士団長に専任して欲しいらしいがオフレコ。
フランも初めて見るトロンベ討伐だった。
シキコーザは平民のマインに嫌味を言ってバカにする。
神殿長と繋がりがあるようだった。
髪を引っ張りフランを殴りつけ、謝罪を要求する。
ダームエルでは身分差を傘に着られると止めることも出来なかった。
目をくり出してやろうかと短剣で脅す、神官長が戻ってきたので助けを求めるマイン。
手が短剣に触れて流血してしまう。
その血液でトロンベが急成長してしまう。
フランが救出を試みるが追いつかない。
戻った神官長が二人を叱りつけ傷口に蓋をする。
マインの魔力がトロンベに吸収されるので血液や涙は厳禁。
神の加護は一度だけ、武器の変更はできない。
救難信号で駆けつけたカルステッド隊長を叱りつけマインの救出を命じる。
普段は見せない怒りの表情にカルステッドはダームエルに詳細を尋ねる。
発熱して倒れたマインに神官長の薬が効果を表す。
事態の詳細を求めるがダームエルは身分差に準じて何も言えない。
マインは神官長と隊長に身分差で発言を無視されないかと前置きする。
髪を引っ張られ目をえぐると短剣を突きつけられたことを信じてもらえるかと話す。
ダームエルは身分差で何も言えないと、事実上のイエスを告げる。
マインの警護を果たせなかったシキコーザに身分差を尋ねる。
この場での最高位は神官長。
その神官長の言いつけを守らなかったこと、マインは領主や神殿長の許可で
平民ながらも青色神官見習いとなった。
領主の言葉さえも蔑ろにした行為だと厳罰を命じる。
二人を護衛に命じたカルステッド隊長にもそれ相応の罰を下す。
体調が戻った間に儀式を執り行うとマインを騎獣に乗せる。
少し不安なマインだが、実力を発揮できれば騎士団も認めてくれる。
それに負け戦は行わない主義の神官長が安心させる。
---次回 「夢の世界」---
貴族の特権意識は想像以上に大変ですね。
特に上位のものは偉そうにふんぞり返っても生活できるだけにたちが悪い。
その代表格が神殿長ですが、彼に近いシキコーザ登場。
彼の名は雑魚騎士の逆順読みなんですね。
いきなり何の前触れもなくマインに仕掛けるのも異常過ぎて貴族とも言い難いが
騎士は荒くれ者も多い表現なのでしょうか?
神官長が異常なまでに怒ってましたが、マインに興味津々だからでしょう。
彼女の有能さも理解しているでしょうが、それ以上に謎の存在なので
研究したい部分も持っているような気がする。
なにせ1話のアバンでマインを調べてますからね。
魔法を仕えるのでファンタジーな謎にも理解を示せそうな神官長ですね。
今回は騎士団の要請と冬の儀式で終わりそうです。
その先も見たいですが当分は無理でしょうね。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(6/10)#24
第二十四章 騎士団の要請
冬は儀式のために神殿に籠もることになるマイン。
家族が訪れることは許可しよう、これが最大限の譲歩だ。
母親の手伝いをして出産の準備を考えていたマインにはショック。
不安を隠せないが孤児院の院長でもあるのだから神殿に来られないのは問題。
ルッツに相談すると神殿の方が暖かくて安心できる。
父親を説得するのが問題だった。
孤児院の院長でもあるので雪の降る間は仕方ないと説得。
青色神官は私の仕事だから。
トゥーリが裁縫を教えるので様子を見に行く。
父親も頼りにされたい、豚の加工を手伝って。
皮から膠を取り出し、油でろうそくを作る。
フランが騎士団の要請に応じるために祝詞を覚えるのが先だと進言してくれる。
冬の儀式の前に騎士団の要請が多く届く。
神官長は貴族としての責務があるので祝詞を伝えるのはマインの仕事。
コリンナが完成した衣装を届けてくれる。
神官長のもとに貴族から出動要請が届く。
鳥に伝言をもたせて飛来するファンタジーの世界。
初めて見る魔法の世界に興味津々で驚きの声をあげるマイン。
平民丸出しで少し下品。
貴族門で待つ。
早速マインは儀式用衣装に着替えて準備する。
相手は騎士団なので不愉快な思いをしても顔には出さないようにと忠告される。
貴族門は神殿長と神官長の自室の間にある扉だった。
魔力で開けると貴族街が一望できた。
下町とは異なる整然としたキレイな町並みだった。
神官長は貴族として騎士姿で登場。
それには魔石で騎獣を作って操作して飛翔する。
全てが初めてのことでマインはついつい口にしてしまう。
せめて口を閉じてくれと貴族の振る舞いを知らないマインを諭す。
今回の依頼はトロンベ討伐。
成長した巨木なトロンベは魔木で周囲を蹴散らかす。
マインの出番は討伐が終わった後のこと。
くれぐれも、ここで待つことを念押しされる。
出撃に際し貴族らしく神官らしく言葉をかける。
神官長から借りた指輪から祝福が騎士団に降り注ぐ。
警備に残った兵士が意味のない祝福だったなと揶揄される。
---次回 「トロンベ討伐」---
実は神官として仕事が色々と発生するマイン。
先ずは騎士団の要請、トロンベ討伐でした。
ルッツが騎士団が討伐すると告げたことが実際に同行することになりました。
神官長は貴族としての業務もあるのでした。
青色神官長としての仕事よりも貴族優先らしい。
成長したトロンベはヤバい。
マイン工房の紋章、社章が出来てましたね。
あれもヴィルマがデザインしたのだろうか?
マインが指示して描いたのでしょうね。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(6/03)#23
第二十三章 収穫祭のお留守番
神殿長はマインを収穫祭には連れて行かない。
工房で儲けているから必要ないだろう。
彼に賛同する青色神官は嫌がらせをしておいた。
久しぶりに図書室で本を読めると嬉々とするマイン。
しかし荒らされて足の踏み場もない。
途中で会った青色神官の仕業だからと今直ぐ追いかけてとっちめると鼻息を荒くする。
フランが無理矢理にも抱えて神官長に指示を仰ぐ。
それは良い判断だった。
青色神官たちは収穫祭で各地を回るので10日間は帰ってこない。
それなら図書室をマインの好きな分類で片付ける。
本好きの夢、自分のための図書室に出来る。
神官長からは持参した本のリストを手渡される。
日本十進分類法に従って片付ける。
この世界の特別な分野はどうすれば良いのだろうか?
先ずは中身を確かめてから。
神官長に尋ねると自室に置いてあるから問題ない。
メルビルディ・デューイが考えた十進分類法に従ったと打ち明ける。
神官長なら魔術書はどの様に分類しますか?
自然科学?技術書?
魔術とは貴族だけのもの、貴族院を卒業しないと認められない。
だからマインには魔術書を見せられない。
なんとか見たいと泣きつくが却下される。
ルッツととトゥーリが製本を教える。
針を持つのが初めてなので裁縫も教えたいトゥーリ。
ベンノは版画や糸の製本を初めて見て感心する。
これはいくらで売るんだ?
子供たちの教本ですから売らない。
大衆向けの本はいつ作るのだ?
ガリ版の原紙や活版印刷の活字が必要でお金が必要。
トランプを売れば儲かる?
儀式用の衣装の仮縫いにコリンナ宅を訪れる。
彼女も妊娠していた。
冬支度の準備が始まり、母を手伝うつもりのマイン。
神官長は30冊の同じ本を製作したマインに驚異を感じる。
マインにはまだ目立ち過ぎていると警告する。
嫌がらせで済んでいるうちは良いのだが。
神殿長たちが戻ってくる前なら孤児たちで豚から膠やろうそくを作ることは許可する。
冬には奉納式があり、膨大な魔力を必要とする。
マインは神殿に籠もることを命じられる。
---次回 「騎士団からの要請」---
遂に子供たちの聖典が完成した。
30冊もの本が一度に製造されて驚異を感じる神官長。
ベンノは売りたくて仕方ない。
収穫祭で各地に与えていれば神殿長も鼻高々だったのにね。
デューイの十進分類法は完全にアウトですよね。
神官長の知らない人の名前を告げたら異世界人だと分かるかも。
かなりの確率でマインの正体が気になってますよね。
そろそろ、1話のアバンが迫ってきた感じですね。
夢の中で彼女の正体を知る魔法の発動ですね。
神官長が異世界を理解するかが鍵でしょう。
遥かに文明が進んだ世界の知識を要しているからマインは新しいことを発明できる。
知ったからと言って何も出来ないのでしょうが上手く相談相手にはなってくれそう。
惜しむらくはマインが社交的でないことですね。
神殿長に花を持たせて仲良く出来れば、神殿での嫌がらせも減るかも。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(5/27)#22
第二十二章 ヴィルマと子供用聖典
しかし、良く分からなかった。
ヴィルマも見たことのないものを描くのは無理。
ヴィルマの男性恐怖症について尋ねる。
マインは子供用の絵本制作を本格的に開始した。
トロンベの木を収穫して原材料を確保する。
印刷もコピーも無理なので木版画で大量生産を考える。
先ずはヴィルマが描ける聖典を子供用に翻訳しよう。
心臓に悪いので事前に何をするか教えて欲しい。
購入した木材にヴィルマが絵を描き鏡文字を書く。
マインの注文に丁寧に応えてくれるヨハンに版画や厚紙を切るための道具を注文する。
これなら鮮明な版画が可能だった。
赤ちゃん用と称した試し刷りで手応えを得る。
子供たちはヴィルマの様子を心配するがマインには良い解決策が浮かばない。
隠し部屋に呼び出されてマインに真実を問う。
初めて聖典を読んだ時を知っているので子供用に翻訳できているのは驚異。
真実を応えるわけにはいかないマイン。
以前にも同じ質問をされた時の答えを述べる。
夢の中で手に入れた、ここではない二度と行けないところ。
嘘をつけないマインだけに神官長は余計に混乱する。
今なら外に出られる気がする。
全ページが完成したら最後はトゥーリの出番。
ページを縫い合わせて製本する。
長く試行錯誤を重ねた結果の本造りだった。
---次回 「収穫祭とお留守番」---
赤ちゃん、子供用の絵本を作りたい。
マインの知る童話は通じない。
動物たちを見たことがないのだった。
そうなると描けることは限られていた。
そこで手始めに聖典を翻訳する。
木版画は素人には難しいが厚紙版画なら比較的扱いやすく結果も綺麗。
木版画は文字を彫るのではなく逆で文字を残して他を白くするべきですよね。
それに職人が彫るので完成するまで時間がかかるし、刷らないと結果が分からない。
色々と試行錯誤してますね。
それにヴィルマの男性恐怖症も少し克服。
完全に治るには時間がかかるでしょうが、徐々に改善できれば良いですね。
神官長はマインに興味を持ち始めました。
それも彼女の教育レベルに注目できるほどに賢い。
1話のアバンに頭の中を覗く日も近い。
自分たちで製造したので道具代だけで作れてしまっているが、
これを採算ベースに乗せるとどうなるのでしょう。
貴族に売れば大儲けでしょうね。
マイン工房は灰色神官の人件費がただみたいなものですからね。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(5/20)#21
第二十一章 新しい側使え
それなら絵本を作りたい。
神官長はマインが姉になることは弱点になるかもと心配する。
神殿長に利用されないようにと注意する。
マインは家族や知り合いの不幸は徹底して戦うからだった。
神官長は絵画の側使えを召し抱えるなら音楽も学べと付け加える。
いずれ結婚相手が現れるので有利な交渉をするなら貴族の教養が必要。
高級貴族と成れば相手も選べるしワガママも通せる。
それには音楽は必須、神官長もフェシュピールの弾き語りが出来るのだった。
それにはロジーナが適任。
ドレミの音階があることを理解すると上達も早いと喜ぶ神官長。
平民のレベルを知りたかったらしい。
ヴィルマの側使えを打診すると幼い子供たちの面倒をみる人が居なくなると
ヴィルマは移住せずとも側使えが了承されmロジーナの側使えも決める。
ロジーナは早速フェシュピールを演奏する。
ロジーナはクリスティーナに寵愛されたので、その頃の思いが残っていた。
クリスティーナ青色神官見習いは芸術をこよなく愛した。
なので芸術を愛するものは他の作業は一切行わなくて良かった。
マインは全員と相談して決めたい。
ロジーナはフェシュピールの演奏だけしか行わない。
それでは他とのバランスが保てない。
マインはクリスティーナとは違う。
指が負傷するのは問題なら書類仕事を手伝って欲しい。
ギルもデリアも文字を覚え始めている。
神官長は10日後にマインの演奏を求める。
ロジーナから教わるマイン、なんとか合格点をもらう。
ロジーナからヴィルマが殿方が苦手だと聞かされる。
それで孤児院から通っていると思っていた。
かつて青色神官に騙されて花捧げに連れ出されたから。
そんな理由を聞かされるマインだった。
---次回 「ヴィルマと子供用聖典」---
絵本作成にはヴィルマの画力が必要。
彼女を側使えとして召し抱えるなら音楽も学べと神官長の忠告。
結構、彼はマインを気に入って神殿長から守ってくれてます。
神官長にも過去がありそうです。
ヴィルマ、ロジーナにも過去がある。
色々と問題山積みの神殿での生活。
貴族と平民の違い、孤児院の不当性。
そう言えば行儀作法を学ぶために側使えは召し抱えなかったようですね。
最初に、そのための人が選ばれると思ったけれど。
マインは絵本作りに邁進しそうですね。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(5/13)#20
第二十章 ルッツの行く道
兄のラルフは探したが行き先を知らない。
マインは発熱で休んでいる。
それでは住み込み見習いと一緒。
他国へ出かけたいが両親の許可が必要。
ベンノは養子縁組も考えている。
ルッツのことが心配で仕事が疎かになるマイン。
ルッツを孤児として扱えば孤児院の長が養子縁組を許可できる。
しかし一方の話だけでは不十分、両親も呼んで話を聞くことになる。
両親とルッツ、ベンノが呼び出され神官長がそれぞれの話を聞く。
マインは盗聴防止の魔道具を持って話には参加させない。
ルッツにも伝わっていなかった。
親になったことのないベンノには親の気持ちは分からない。
ディードはルッツを応援していたが何も通じていなかった。
それが初めて伝わった。
商人の仕事は分からないので教えることも出来ない父。
だから勝手にさせていたのだった。
結局、親子で意思の疎通が取れていなかっただけだった。
親子で分かり合えた。
これがマインが望んでいた結果だった。
嬉しくて泣いたマインにハンカチを手渡す。
神官長の名前がフェルディナンドだと初めて知った。
---次回 「新たな側使え」---
ルッツの家族不和問題の解決でした。
父親のディードは昭和の父親でしたね。
完全な説明不足の言葉足らず。
母親が代わりに説明すればよかったのにね。
それもしなかったのでこじれたのでした。
結局は両親が残念だっただけにも思える。
ルッツに全てを打ち明けて説明する義務があると思う。
親だから言うことを聞けにしか見えないが、それは残念。
相手に理解を求めるなら説明責任はある。
家族会議で話し合う事が必要なエピソードでした。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(5/06)#19
第十九章 大掃除と星祭り
ギルが率先して指導するので彼も皆から慕われる。
そのギルがマイン様は素晴らしいと褒めるのでマインの人気も上々だった。
マインの孤児院長就任のための掃除と対外的な体裁も整った。
デリアはもっと早く対応して欲しかったと泣く。
地階から選ばれた3人のうちの1人がデリア、残りの選ばれなかった2人の行方は知らない。
そんな非人間的な巣窟だった。
マインは良く働いた人には褒美を与える。
孤児院改革も順調に進む。
そこでフランに石版をプレゼント、これなら屋外でも練習出来る。
ギルとデリアにも簡易版をプレゼントする。
そして孤児たちのためにもカルタを作る。
絵はヴィルマが担当する。
ベンノはいたく気に入って権利を買い取ってくれた。
それで孤児院の経営に少し余裕が生まれた。
ルッツは兄のジークとは話せていない。
職人と商人では根本的な考えが異なる。
もうすぐ星祭、孤児たちにも楽しませてあげたい。
神官長に予約して相談する。
明後日が神殿での星結び、星祭とは呼ばない。
孤児たちは大人しく外には出ないようにすること。
それなら敷地内で下町風のタウの実を投合たい。
神殿内では未だマインに対する風当たりは強い。
でも言葉だけなら気にしないと強く成長していた。
タウの実を採取してきて準備は完了。
トロンベの実を投げて成長したところを刈り取る。
これは高級紙の材料として高く売れる。
マイン工房の貴重な収入源になる。
治ったので神殿に向かうと神官長から叱られる。
石畳みが1枚剥がれていた、裏庭も掘ったような跡があった。
しかもトロンベの収穫まで知られていた。
あれでは後始末を行ったとは言えない。
神殿長や貴族につけ込む隙きを与えてはいけないのだった。
フランが止めたのは体裁を考えたのではなくマインの身を案じたのだった。
神官長自身が反省することになった。
神官長はマイン様の虚弱体質を甘く見過ぎです。
---次回 「ルッツの行く道」---
マインに孤児院長の自覚が芽生えてきましたね。
デリアも自分の身を考えると辛かったと八つ当たり。
特に一緒に暮らした仲間たちが今も無事に暮らせているかは気になるところ。
今更言われてもな内容ですが、ほんの少し早ければと言いたくなるのは
子供としては考えてしまうことでしょうね。
それでもデリアもマインの実力を知ったことでしょう。
ここまでは順調ですが、この先には苦難の道もありそう。
孤児院は学校も開校すれば無限の可能性がありそうですね。
その前に資金も必要でしょうけれど。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(4/29)#18
第十八章 孤児院の大改革
食べ残った食料は孤児院に払い下げられる、神のお恵み。
マインは孤児院を見たいと同行する。
地階、洗礼前の孤児たちの部屋を訪れる。
灰色巫女を大量に解雇したので面倒をみる者も不在。
青色神官も面倒をみない。
そんな死にそうな子供たちを見てショックで倒れるマイン。
ギルは1年前に離れたので悲惨な状況を知らなかった。
デリアが二度と戻りたくないと告げたのも分かる状況だった。
そこで神官長を頼るがフランも良い顔をしない。
洗礼式前の子供は人間ではない。
マインが責任を取れるなら可能だが現状では取れない。
孤児院とは貴族の施しで成人させて貴族に高く売るために育てている。
これが神殿長の孤児院に対する考えだった。
マインはなんとかしたいが術がない。
ルッツに相談すると森で食材を採ればいい。
孤児は外には出られない。
植物紙の材料を採取すればマイン工房から賃金を支払える。
マイン工房孤児院支店を設立する。
フランも協力したいがデリアは未だ神殿長と繋がっているので気をつける。
孤児が餓死するのと責任を取るのはどちらが怖い?
ルッツの言葉で覚悟を決める。
デリアには何も教えない。
ベンノにも相談する。
またもや考え無しで行動したと怒られる。
貴族は直接的な行動、会話をしない。
先ず根回しが必要で面会を予約する、会ったときには決まっている。
そんな貴族対応を身に着けないといけない。
神官長も孤児の問題は気に留めている。
しかし神殿長の手前、揚げ足を取られるようなことは出来ない。
先ずはマインが正式に孤児院の院長になること。
神官長が隠し部屋に通して真意を訪ねる。
彼の部屋では神殿長に通じる青色神官も居るので本音を言えない。
それにマイン相手に貴族的な言い回しは無駄で通じない。
マインが孤児院改革するのは本を心置きなく読むため。
気になって読めないから。
とんでもない理由に呆れるがマインらしいので院長就任を承諾する。
神官長が神殿長と異なるのはマインと同じく神殿育ちではないから。
彼は貴族社会で育ち、神殿に入った外様だった。
デリアも孤児院改革には賛成して神殿長には報告しないと告げる。
彼女的にも改善が必要だとは思っていたから。
地階を訪れてお風呂に入って食事してもらいます。
---次回 「大掃除と星祭」---
神殿の目的が時代的で社会全体が未熟ですね。
階層のある社会では上位が下位に施しを与える。
その代償としての人身売買が当たり前。
確かに洗礼前の子供は巫女じゃないので必要ない。
そんな古い世界でした。
神殿の外で畑を耕せば食料は確保できそうですね。
それにはイタリアンレストランを本格的に運営して軌道に乗せないと。
そこまで来れば孤児たちを飢えさせることもない。
そこが最低ラインですよね。
今は孤児院ではなく小間使養成所なのですよね。
そしてお金、賃金を知らない世界も完全にペットに近い扱いですね。
昔はそんな時代があったということでしょう。
マインも貴族社会を学ぶ必要がありますね。
本音と建前ですね。
この作品は当初から分割2期だったようで、制作は1期終了後から
継続していたのか余力がありそう。
最後まで視聴できそうで良かった。
本音と建前ですね。
この作品は当初から分割2期だったようで、制作は1期終了後から
継続していたのか余力がありそう。
最後まで視聴できそうで良かった。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません TokyoMX(4/22)#17
第十七章 与えるべきもの
それで転びそうになりルッツが怒る。
側仕えが主人に手を出すとは何事だと喧嘩になる。
神殿では争いごとはご法度、下町とのルールはあまりに異なっている。
先に手を出したギルには処罰が当然の下町ルール。
ギルが食事を与えられなかったことを知るマイン。
フランは神官長の部屋で、デリアは神殿長の部屋で食事を得られる。
孤児院を出たギルには与える人も居場所もない。
貴族は側使えの衣食住を面倒見ないといけない。
神の恵みと称して側使えや孤児院に食べ残しを与える習わし。
そんな貴族の常識を知らないマインは反省する。
ギルに食事を与える仕組みを考えなければならない。
私服で神殿を訪れたマインを叱る神官長。
目の前で着替えて恥知らずのそしりを受ける。
本来なら自室で着替えるがマインには自室が準備されていない。
貴族エリアにマインの自室を与えたくない目論見とマインの自宅からの通いの
願いが重なって準備しなかったのだった。
そこでマインはギルに相談する、院長室を掃除したら給金を与えます。
それで食事も衣服も何でも買えます。
先ずはギルの本質を見極めてから評価する。
働かざる者食うべからず、が基本です。
院長室はトンデモなく広い、食事のために頑張る気になったギル。
礼拝室の両脇に孤児院があり、男子と女子に分かれている。
ギルの仕事に感謝として頭を撫でてよく出来ました、
自分を表現することを知らない子供なだけだった。
感謝と褒めてあげることで涙を流すギルは正直な子供だった。
神殿長は神官長がマインに孤児院院長室を与えたことを怒っていた。
フランとギルの平民服を準備していたマイン。
先ずは神への祈りを捧げることが必要、そして側使えは主人が食べ終わるまで待つ必要がある。
それでもフランは手掴みには躊躇いがあった。
ギルは美味しければ何でも良い、ルッツも知らないことは互いに教え合おうと仲良くなる。
マインのレシピでピザとコンソメスープを調理した。
フランにも分け与える。
浦野時代に自分でパンを焼こうと酵母を自分で作っていた。
そんな経験が役立ったのだ。
デリアがマインのせいで追い出されたと怒って駆けつけた。
追い出されたのは切り捨てられたのでは?
ベンノは不必要なものは切り捨てろと容赦ない。
ギルは働かざる者食うべからずだとマインのモットーを教える。
デリアの仕事はお客様に華を添えること、ベンノの膝に座る。
デリアも居場所を失って途方に暮れていたのだった。
掃除も何でもできる、孤児院には戻りたくないと泣く。
神官長の前で着替えるなんて信じられない。
無作法なマインを叱るデリアだった。
---次回 「孤児院の大改革」---
フランに続いてギル、デリアも攻略しました。
ギルは食事、デリアは半分ラッキーでした。
神官長と神殿長もそれほどに仲良しではないですね。
ギルは下町での生活が似合いそう。
そして二人が戻りたくない孤児院の実態を知る必要がありそうです。
自給自足でレストランを始めれば良さそう。
それに加えて各自の能力を伸ばしてアンテナショップで販売して
自立の道を準備できれば良さそう。
ベンノと組んで灰色神官から下町のショップ運営への自立コースを
組織付けられれば町も神殿も潤いそう。