火ノ丸相撲 BS11(3/29)#24終
最終回 第二十四番 夢の続き
遂に全国高校生相撲大会団体の部、決勝戦は火ノ丸対久世。
回り込まずに正面からぶつかる火ノ丸。
何度もぶつかり、遂に得意の前みつを取り、頭をつける十分な体制。
右上手は久世の得意の体制で両者十分な体制に組む。
一瞬でも気を抜けば負けるギリギリの状態。
久世が押し込んで上手投げを放つが耐える火ノ丸。
逆に小さい体ゆえの武器、下から押し上げるように押し込む。
土俵際まで押し込んだが久世も投げを放つ。
それを読んで火ノ丸も投げを放つ。
礼奈は堀にありがとうねと礼を述べる、相撲をバカにしてきた。
しかし鍛え上げた男が回しだけで戦う姿は美しい。
火の丸の相撲が好き。
横綱は孤独、最も強いものは前には誰もいない。
久世の父親、大和国はそう言って戦ってきた。
父に敬意を表すべく相撲を始めた。
次第に尊敬する父親の相撲を取るようになった。
火ノ丸は母を喜ばせるために相撲を取った。
大きく生んでやれなくてごめん、それが母の唯一の後悔だった。
しかし、いつの間にか火ノ丸自分よりも大きな相手にも勝つことが目標になっていた。
いつか横綱でさえも投げる、が口癖だった。
両者は再び十分な形で組み合う。
久世は本能のままに体が動く。
火ノ丸が左右の投げで揺さぶる。
最後は火ノ丸の投げ、左手が限界で回しを掴めない。
それならばと頭を押さえつけての鬼車で勝利する。
父、大和国親方は、いずれは負けるが相手が火の丸で良かった。
火ノ丸が1人では勝てなかった、勝てたのはたくさんの協力者とライバルと仲間のおかげだ。
これで火ノ丸が全日本選手権に選ばれれば夢が叶う。
3年前に大和国親方には3年先の稽古をしなさいと教わった火ノ丸。
各界は君たちを待っている、これからも3年先の稽古を続けなさい。
全日本選手権では天王寺に負けて3位の火ノ丸。
二人はプロ入りが決まる、三段目と幕下付け出し。
久世はプロ入りを表明する。
プロ入りの資格は1年間の有効期限、火ノ丸は高校を辞めないといけない。
柴木山部屋にプロ入りを表明する火ノ丸。
学校での記者会見後、大太刀高校相撲部からは送別相撲のお祝いだった。
---最終回---
熱くて楽しめるアニメだった。
若干、駆け足気味なのは気になったが、それ以上に相撲の取り組みが面白かった。
作画は結構危うかったが、それでも何とか頑張った。
上手く2クールでまとめた好作品だった。
もう少し練習風景や日常も描くと楽しめたかも。
大太刀高校メンバーのキャラも魅力的で上手く描ききったと思う。
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火ノ丸相撲 BS11(3/22)#23
第二十三番 発気揚々
1-2で後が無くなった大太刀高校。
二人は弱かったが強くなった似た者同士な部分があった。
ダニエルは相撲が好きで留学してきた。
しかし大きな体格なのに弱かった。
ある日、中学生の久世が練習に参加するのを知る。
彼を見てダニエルは変わった。
相撲に対する覚悟が違った、プロを目指していから。
それを知って久世よりも多く四股を踏んだ。
何回も久世と相撲をとった。
何度もがむしゃらに向かっていった。
そうして強くなっていった。
だからダニエルの相撲は久世に似てきたのだった。
真面目に久世と練習したから強くなれた。
小関も弱かった、今大会で初勝利。
その味を知って強くなれた、焦らずじっくりと有利な体制を作る。
小関とダニエルの違い、それは火ノ丸を尊敬するがライバルでも有ること。
練習試合で勝ったときには大喜びで自分で自分にお祝いを買った。
だから負けないと上手投げを耐えて、すくい投げで勝つ。
遂に2-2で大将戦が勝敗を決める。
火ノ丸は全員にお礼を言う、皆が居たからここまで来れたと。
お礼を言うならオレの方だと佑真。
笑顔の火ノ丸も土俵に上がると厳しい目つきに変わる。
最後の一番に期待する声援が凄い、これを聞くために頑張ってきた火ノ丸。
気合十分の火ノ丸は平蜘蛛の体制から体当たりで勝つ。
そして低い体勢からの突き上げる張り手。
天王寺の技を利用する。
そして回転の早い張り手で土俵際まで押し込む。
しかし久世も一瞬の隙をついての張り手で応戦。
逆に火ノ丸の体制を崩して押し込む。
何度も正面から挑んで前みつを取って頭をつける。
しかし久世も上手を取って両者十分な体制。
---次回 「夢の続き」---
小関部長は勝って2-2。
これは鳥取白楼戦とは逆の勝敗ですね。
千比路と佑真が勝った鳥取白楼戦でしたが栄華大附属戦では負け。
今回は桐人と小関で2勝。
そして大将戦に全てが委ねられる。
火ノ丸が勝って角界入りになるのでしょう。
問題はどうやって勝たせるかですね。
火ノ丸相撲 BS11(3/15)#22
第二十二番 忘れられた国宝・鬼切安綱
三ツ橋の代わりに出場する桐仁。
久しぶりの土俵、20秒以内で決着を付けないといけない。
それだけに先に仕掛ける、出し投げに喉輪と多彩な技。
それでも相手の澤井は強い、上手く急所だけは外す。
遂に20秒を越えるがぶちかましで、体を揺らして回しを取って3箇所同時攻め。
澤井も倒れながらも回しを掴んで落ちる2人。
行事は西に軍配を上げるが、物言いが付いて取り直し。
もう限界を越えた桐仁だが、相撲を続けられることが嬉しかった。
呼吸が収まらず荒い状態、極端に体力がないならじっくり攻めよう。
ブチかましから組んで一瞬の隙をついて、頭捻りで桐仁の勝ち。
観覧席がなく花道で眺める天王寺。
彼は相撲バカなので剛の鬼丸国綱、柔の鬼切安綱を知っていた。
続いて佑真、相撲は好きかと尋ねる火ノ丸。
相手は大きい四方田、栄華大附属では大きくて重いことが力士だった。
実は中々の相撲巧者で天王寺との3位決勝戦は手抜きだったらしい。
佑真は下がって自分の距離で突き相撲を貫く。
体力の限界だと思っていたが回転は落ちていない。
回りながらも掛け継ぎを誘って腕を掴む。
それでも張り手を繰り出すが鼻血で中断、止血タイム。
草薙が四股を踏むと空気が張り詰める。
味方には力強い応援になる。
組まれても小関に教わった右手を切りながらの筈押しで土俵際まで追い込む。
しかし素早い巻き返しで回しを掴まれる。
腹で吊るが暴れて足を地につけて張り手を繰り出すが押し出された。
個人戦で直に負けてエネルギーを溜めていた結果だった。
相撲は楽しかったか?
勝てば終われたが、まだ辞められない佑真だった。
---次回 「発気揚々」---
桐仁は20秒を越えて負けそうな展開だが勝利。
チャンス、ピンチ、チャンスの絵に書いた様な展開でした。
勝つときはあっさりと、攻めようとしなかった受けの気持ちが弱気な
心を表したかのような展開でしたね。
佑真は良いところまで押し込んでの負け。
素人からの転向を考えれば十分に素質ありの強さなんですよね。
これで1勝2敗で次は小関部長。
そして最後の火ノ丸戦は長そうですね。
火ノ丸相撲 BS11(3/07)#21
第二十一番 バカとバカ
鳥取白楼に勝利して浮かれる大太刀高相撲部。
これで火ノ丸の望みは叶った、久世との試合もできる。
負けても全国2位なんて凄すぎる。
そんなメンバーに礼奈が気合を入れる。
負けても良いなんて勝負じゃない。
火ノ丸が勝てたのは皆が頑張ったから。
やる限りは勝って全国1位になりたい。
礼奈の言葉に小関部長が反省して勝利を目指そうと気合を入れ直す。
栄華大附属の試合は4人が4人共に電車道の押し出しの一方的な試合。
久世に至っては相手が恐れをなして威圧だけで土俵を割る始末。
あまり相手の特徴が分からない。
相撲はサイズ、大きい者が勝つが信条だった。
相手の先鋒は兵藤、実は千比路の兄だった。
両親が離婚して分かれて育ったらしい。
兵藤は意外性は十分な取り口だが勝負感は鋭い。
千比路とは幼い頃からのライバルでもあった。
何でも千比路のやることを真似して勝ってしまう。
最初の立会から意表を突くが、冷静に対処する千比路。
しかし段々とペースに乗せられて相手の土俵での試合となる。
それでも最後は合掌捻り反り投げで反撃を試みるが咄嗟の判断で押しつぶされる。
先ずは先鋒が負けて嫌な雰囲気になる大太刀高校。
次の取り組みは桐仁の初土俵。
---次回 「忘れられた国宝、鬼切安綱」---
栄華大附属も強い。
と言うことで各選手が準決勝でも電車道の押し出しで勝利。
圧倒的すぎるでしょう。
そして千比路の天敵出現、それは兄。
相撲だけど破天荒な取り口、でも足腰は十分鍛えている。
体格差もあって千比路がピンチ。
勝てるかと思ったら負けてピンチ。
今回も2勝3敗になるのだろうか?
圧勝はないだけに今回は部長は勝つでしょう。
そして火ノ丸も。
火ノ丸相撲 BS11(3/01)#20
第20番 鬼丸国綱と童子切安綱、再び
負けたことを悔しがる選手を逆に元気づける天王寺。
まだ団体戦は負けたわけじゃない。
今再び高校生横綱として土俵に立つ天王寺。
火ノ丸も一度負けた相手に2度は負けられないと土俵に立つ。
両者気合の入った立会からの攻防。
互いに手の内を知り尽くした攻めを先に読んで対応する。
火ノ丸も憧れた横綱天王寺の相撲は詳しい。
攻めの読み合いからの攻防は場数の多さで天王寺が有利。
次第に天王寺が押し始める。
決して弱気で引いたわけじゃない。
次の一手を強めるため、火ノ丸は決して一人じゃない。
佑真の突きに三ツ橋の変化、千比路の投げとメンバーの技を繰り出す。
今までの火ノ丸にはない反りかけを放つ。
天王寺の予想を超える成長、しかし鳥取白楼は人材豊富。
色んな力士と取り組みが行ってきた。
新たな技でも瞬時に反応できる天王寺は強い。
堀は火ノ丸の動画で気づいたことがあった。
百鬼薙は左右に揺さぶれば揺さぶるほどに威力を増す。
逆手の百鬼薙で天王寺を揺さぶる。
そして順手の百鬼薙でも天王寺は対応する。
火ノ丸は左手を切って左手で足を取る。
瞬時の変化に遂に天王寺に土がつく。
火ノ丸の勝利で初出場の大太刀高校が決勝戦に駒を進める。
しかも優勝最右翼の鳥取白楼に勝った大番狂わせが発生した。
これで1勝1敗、次はプロの土俵で勝負だ。
3位決定戦もあるのでと神妙な鳥取白楼の選手たち。
悔しい時は我慢せず泣けばいい、それあ次への糧となる。
---次回 「バカとバカ」---
2勝2敗で大将戦の勝負。
お互いに相手の攻めを防いでの攻防でしたね。
天王寺が圧倒的に有利ですが、今回は火ノ丸の勝利。
1人じゃない、みんなの勝利。
良い話ですが、個人対個人の試合で皆の技を利用するって
咄嗟に使えるほどに甘くないはずですよね。
この辺りの勝因を描く理由付けが難しい。
そんな気がした勝利でした。
大太刀高校は皆が死力を尽くして奥の手を晒した。
次の栄華大付属との試合は負けた選手が頑張らないといけない。
三ツ橋は負傷なので桐仁の出番でしょうか。
彼は隠し玉の素質十分ですね。
火ノ丸相撲 BS11(2/22)#10
第十九番 弱き心に強き意志
2連敗してしまった大太刀高校。
後がない状況での中将戦は加納と千比路。
加納は鳥取白楼のNo.2、国宝大包平。
天王寺以外には負けない。
千比路は後がない状況でも、意表をついた突きで攻める。
レスリング選手なので投げが得意。
しかし加納も天王寺以外には負けないと首筋への突きを踏み止まって
得意の回しを取っての半身の体勢。
この体勢では投げは打てない。
今はレスリング部ではなく相撲部、しかも三ツ橋の覚悟を見せられたら
投げだけが相撲ではない。
投げを打ちたいが見栄えのしない地味な寄り切りで勝利する。
地味だが貴重な1勝をもぎ取った。
次は佑真、プレッシャーでガチガチだった。
火ノ丸のチャンスだと言葉に考えが反転する。
ここまで迷惑をかけたが勝てば恩を返せる。
相手はモンゴル相撲の留学生。
各学校の外国人枠は1人、1年生で勝ち取ったことで強いと判断できる。
バトムンフは相撲部屋に所属してプロになるのが夢。
相撲部屋にも外国人枠があるので強い相手に勝手目立ちたい。
バトムンフは目立つためにも佑真の得意な張り手と突きで勝負する。
お互いに突きで勝負する。
佑真は手数は多いが重心を外している、バトムンフの突きが徐々に押し込み始める。
回しを狙った手を掴んでの突きをかわされ、回しを掴まれる。
しかし佑真はそれも見越して練習を積んでいた。
組み止めて足を掴んで足をかけての三所攻め。
バトムンフも体幹が強いので足技にも動じない。
それなら、再度の突き技で勝負と足を掛けての突き。
渾身の力で休み無く力の限り突き続ける。
押し出しで佑真が勝利する。
---次回 「鬼丸国綱、童子切安綱、再び」---
2連敗で後がない大太刀高校。
2連勝が最低条件でも相手も強い。
No.2と外国人留学生、千比路と佑真の勝負。
相手が強いだけに最初の必殺技はかわされるが2つ目で勝利の熱い展開。
しかも決まりては地味な寄り切りと押し出し。
それ自体が強さの証かもしれない。
寄り切りで勝つのは結構難しいと思う。
ここまでは予想どおりで、大将戦、火ノ丸が負けると次の草薙との
戦いが見られない。
なので勝つのでしょうが、新技が炸裂するのかな。
火ノ丸相撲 BS11(2/15)#18
第十八番 僕の克ち方
天王寺、久世、火ノ丸はトーナメントで成長していた。
準決勝は大太刀と鳥取白楼高校。
どちらも負けられない試合。
白楼も天王寺をもう一度久世と戦わせたいと気合がこもっていた。
初戦は小関部長と榎木。
榎木は肉体的なハンデもあり相撲部を辞めるつもりだった。
しかし天王寺が彼を注目していた。
格闘技経験のあることを見抜き、他人は気にせず自分のために相撲を愛せと諭す。
合気道を真剣に学び相撲に応用する。
その結果は現在のレギュラー獲得に結びついた。
小関は自ら初戦を勝って出た、この試合の厳しさを熟知しての選択だった。
小関が遂に土俵際まで追い詰めて押し込むが榎木も必死で
足をとって転がせる。
榎木の勝利だった。
それでも小関部長の気合はメンバーに伝わった。
続く次鋒戦の三ツ橋は立ち会いの変化を極めてきた。
それは勝利のためだが、真っ向勝負の火ノ丸の相撲には不向きじゃない方悩んでいた。
真面目に取り組んだ変化技は真剣な相撲への取り組み、誰に恥じることもない。
それでも巨漢相手では冷静さを失わせるための布石が必要。
邪道と言われても出来ることは何でもやる。
立会で後ろに飛ぶのもそうだが、やる気の無さは挑発になる。
千比路や石上高の真田にも色んな意見を求める。
立会に突っかけるのも勝ちたい一心でわざと行った。
それで三ツ橋は2度も早く突っかける。
そして後にやる気なく下がる、怒りで突進する首藤の鼻先に猫騙し。
完全に三ツ橋を見失った首藤の背後で回しを取る。
押すだけだが、首藤も回しを掴むが足を掛けて倒れ込む。
行事の采配は東で三ツ橋の勝ちだったが物言いが付く。
同体で取り直しとなる。
足を負傷した三ツ橋は十分には変化できなく敗戦。
中堅戦は国宝大包平の加納に千比路。
勝負は結果が全てと話す言葉が聞こえた千比路。
三ツ橋の練習を見てきただけに一言で終わらせたくない。
彼の相撲が無駄でなかったことを証明してやる。
---次回 「弱気心に強き意志」---
小関部長に三ツ橋の試合。
2連敗で絶体絶命のピンチですね。
ここからの3連勝が一番燃える展開との演出ですね。
部長が負けたのは意外でしたが、三ツ橋は初勝利と思われたが結果は全敗。
それでも無駄じゃないと吠える千比路、彼だけは期待できる意外性の男。
全般的に土俵が広すぎる気がするが、それで熱いバトルの応酬でした。
三ツ橋は立ち会いの変化意外にも足取りとか色んな技があれば面白いのにね。
火ノ丸相撲 BS11(2/08)#17
第十七番 相撲の神に愛された男
まさかの大番狂わせが起きた、昨年の全国3位の金沢北が負けた。
日景典馬は男泣き。
まさかの大番狂わせが起きた、昨年の全国3位の金沢北が負けた。
日景典馬は男泣き。
大太刀高校は団体戦、1,2回戦を勝ち上がり
3回戦からは火ノ丸も出場する。
ここからは5人が総当たりになる。
三ツ橋だけは変化で勝負するため、正面からの真っ向勝負で負ける。
団体戦が終わり石神高校はが声を掛ける。
鳥取に遠征して白楼高校とも対戦した。
大太刀高校に天王寺達の取り組みの情報を教えて練習に付き合ってくれるという。
当然、双方ともにメリットのある練習、石神は大太刀が短期間で強くなったことを
立派だと褒めてくれる。
大太刀高校には異論などあるはずもない。
その頃。個人戦の決勝トーナメント戦が始まる。
上位陣どうしの試合が始まり準決勝戦では天王寺と久世の取り組みが始まる。
桐仁だけは二人の取り組みを観戦する。
この勝負は勝った方には大きな成長が望める今大会の事実上の決勝戦。
どちらが勝つかは誰も予想の出来ない対戦だった。
天王寺は相手を研究して勝負する。
勝つ相撲は安定した取り組みで勝機を見つけるのも難しい。
かつて体格が小さかった頃の取り組みはがむしゃらに戦う相撲。
沙田も練習試合で天王寺とは経験した怖いほどの相撲。
沙田じたいの取り組みもカウンターを狙う受けの相撲。
火ノ丸との対戦では見せなかった相撲でもあった。
久世との相撲は天王寺の攻める相撲が炸裂する。
それでも倒せない久世は正に横綱相撲。
最後は両者の小手投げと上手投げのせめぎ合いとなり久世が勝利した。
火ノ丸はまだ自分には可能性があると沙田相手に本気の勝負を挑み
新たな技を開発できた様子。
---次回 「」---
今回は三ツ橋が変化で勝つための正攻法の相撲で負ける。
千葉予選と同じく撒き餌臭い取り組みでしたね。
そして天王寺と久世の事実上の決勝戦。
相撲の神に愛された男と相撲の神とも呼べる男の対戦は久世の勝利。
これは意外な結果ですね。
でも団体戦での雪辱も有り得そう。
勝負は終わるまで分からない群雄割拠の世代ですね。
さて火ノ丸が沙田を転がした技とは?
合気道を取り込んだ相撲って三ツ橋には向いてそう。
でも合気道から学ばないといけないから難しいですね。
火ノ丸相撲 BS11(2/01)#16
第十六番 国宝 is デリシャス
火ノ丸は柴木山親方の案内で蟹江診療所へ向かう。
そこはボロい診療所で大丈夫かと疑うほど。
しかも火ノ丸に団体戦1回戦で負けるかもしれないと尋ねる。
不思議と勝つことしか頭になかった火ノ丸。
くじ運のない大太刀高校、1回戦は昨年の全国3位の金沢北。
しかも国宝の日景典馬が居る学校。
次鋒は佑真、素直で負けを認める謙虚さがある。
だから空手と相撲の融合を本気で取り組んでいる。
佑真の突きなど日景典馬の比ではない。
しかし拘束で繰り出される張り手には押され始める。
空手特有の速い引手に腕を取ることも出来ない。
足を引っ掛けての突きで相手を倒して2連勝。
蟹江の治療所は最新設備を取り揃えていた。
火ノ丸の負傷などたいしたことないと治療してくれる。
続く中鋒は日景典馬と國崎千比路、レスリングの国体王者。
彼こそは天才、技を確かな観察眼で見抜いて我が物とするセンスは一級品。
仕切りで最後方まで下がっても典馬の突きは届く。
それ程に体格差がありリーチは長かった。
それでも盗んだ技で肘を払って潜り込む。
回しを取るが背中越しに典馬も回しを掴む。
離れて張り手を放つが逆に回しを掴んで左筈押しの万全の体勢。
はず押しを切って、ネオ千比路スペシャルに移行して投げる。
襷反りと呼ばれる滅多には見られない技だった。
全国3位に3連勝で1回戦を突破する。
国宝に勝った俺は国宝喰いとでも呼んでくれ。
国宝 is デリシャス、略してKIDだ。
頭脳は残念な千比路だった。
---次回 「相撲の神に愛された男」---
日景典馬とは勝負して勝った火ノ丸なので、今回は
千比路の引き立て役になった感じでした。
少しの練習で相手の技を盗める才能は大したもの。
国宝三日月との練習はまさに日景典馬対策と言っても良かった。
蟹江診療所の医師のデザインは電撃ネットワークの南部虎弾でしたね。
中の人はデーモン閣下で大相撲ファンですからね。
そう言えば大会は両国国技館で開催されてました。
プロの土俵でまさに甲子園の使用と同じですね。
火ノ丸相撲 BS11(1/25)#15
第十五話 鬼丸国綱と童子切安綱
全国高等学校相撲選手権大会が開幕した。
個人戦で3連勝した火ノ丸、次の相手は鳥取白楼の天王寺。
天王寺は本当に相撲バカだった。
他人の取り組みも全て研究していた。
それどころか対戦をシミュレーションして相手の変化や成長までも予測していた。
それだけにかち上げからの回し取りで不利な体勢の火ノ丸。
前捌きの上手さで相手の回しをきる。
そして自分が前みつを掴むが攻撃の基本は右手。
右手を抑えて攻め手を封じる。
百鬼薙への責めは前段階の崩し次第。
前みつを取って左右に振る。
しかし天王寺は逆に百鬼薙を放つ。
中学横綱、高校横綱の天王寺は火ノ丸の憧れでも有った。
百鬼薙を耐えて押して攻める、そして耐える天王寺に百鬼薙を仕掛ける。
その完璧な流れにも回り込んで封じる天王寺。
どれだけ研究しているのかと思ってしまう。
そして六つ胴斬りを放つ、火ノ丸も耐えるが先に土俵に体が落ちる。
小手投げで天王寺の勝ち。
火ノ丸の高校横綱、プロ入りの夢は崩れ散る。
それでも気分を取り直して団体戦に切り替える。
小関部長は団体戦の出場を許可しない。
左腕の負傷を知っていた、明日明後日に復帰できればいい。
初日は火ノ丸抜きで勝つから。
それにプロ入りの夢は消えたわけじゃない。
過去には2人3人がプロ入りした例もある。
最近は天王寺がずば抜けているので1人だけだと勘違いしている。
団体戦でもなんでも天王寺に土をつければ推挙される可能性は残っている。
---次回 「国宝 is デリシャス」---
いきなりの天王寺との個人戦。
流石に簡単に勝利できるわけがない。
敗戦したがプロ入りの可能性は失くなったわけじゃない。
団体戦でもなんでも天王寺に勝てば可能性はある。
限りなく0に近い可能性ですね。
これが少年漫画の王道ですね。