やがて君になる BS11(12/28)#13終
最終回 第13話 終着駅まで
夏休みももすぐ終わると命日が過ぎて文化祭で演劇を披露する。
お姉ちゃんが出来なかった劇、それが終わると私は…。
小糸はこよりと都のカフェechoで台本の修正を行う。
こよりが書き直すので小糸は辻褄が合わない部分をチェックする。
それと劇のタイトルを考えて欲しい、こよりは思いつかなかった。
入れ替わって七海と佐伯が訪れる。
理子先生がOBの男性劇団員をコーチに招いたことが気になる都。
佐伯は実家がない、七海に問う、お姉さんってどんな人?
私の知る一面だけでいいの?
分かれてからも声を掛けたい佐伯。
最後までお姉ちゃんを演じきるんだ。
その後のことが分からず不安。
メールを送ろうと書いても送信を気遣うと侑からメッセージが届く。
遊びに行きませんか?
理子先生が帰ってきた。
理子は男性も好きだけど、男女でどちらが好きなの?
付き合っているから分かるでしょ?
「灯台」
前列はずぶ濡れになるので空いていた。
イルカのジャンプで大量の水しぶきが発生。
水族館だけでなく、動物園、映画や山登りも。
侑が好きだから。
照れない七海、安心するんだよ。
誰かを好きになれる自分がいることで安心。
姉に好きな人は居なかった。
自分の矛盾は理解している。
それでも良いのでは?と受け入れる侑に喜ぶ七海。
ペンギン大行進まで時間があるので誰も待っていない。
劇の練習でもしましょうか?
セリフが異なる、エチュード、即興劇です。
知らないんです、あなたしか。
人が集まりペンギン大行進が始まる。
帰りの電車で七海はウトウト始める。
タイトル案、君しか知らない。
駅に到着したので乗り換えですよ、先輩。
---最終回---
劇が描かれると思ったら、その前の日常。
佐伯は七海が気になって仕方ないけれど告白はできない。
七海は演劇で姉が出来なかったことをする、姉を超える。
でも、その先は分からない。
姉になれるのか、自分に戻るのか。
でも自分とは何かが分からない。
そんな不安を一掃する侑の誘い。
手を引いて導いてくれる、侑が灯台なのでした。
侑も七海が自信を持って自身を好きになって欲しいとリードする。
ここから侑は七海を変える。
台本では侑が告白して選ばれる、今の君を知っているから。
そんなストーリーになりそうですね。
Aパートのカフェでの描き方が面白い。
3組のカップルが見せる思い、まるで1幕の芝居のようでした。
Bパートの水槽の作画は気合入ってましたね。
全編を通じて上手く描いており、演出も上手く、良作でした。
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やがて君になる BS11(12/21)#12
第12話 気が付けば息も出来ない
合宿最終日、七海の様子がヘン。
七海の異変を尋ねるが、はぐらかされてしまう。
私が見てるから心配要らないわ。
実際に演じる体育館で練習、思ったよりも広くて声が届かない。
再度、発声練習させられる。
本気のお誘いに断る七海、理由はかなり甘えてしまうから。
良いですよ。
私はしてた、そしてキス。
私が知る姉とは全然違った、何を目標にすれば良いのか分からなくなった。
誰かを目指さないと駄目なんですか?
駄目だよ、私が私のままでは意味がない。
再び七海が上になってキス。
私のことは好きにならないでね、自分が嫌いだから好きにならないで。
嫌いな自分を好きな人は好きになれない。
見送った後で先輩も、私の好きなものを嫌いと言わないでよ。
こよみに連絡して結末を変えようと相談する。
傲慢かもしれない、でも望んでいない結末なら変えよう。
先輩には自分を好きになってほしい。
こよみの家に走って駆けつける。
脚本では過去を基準に選んでいるが、観客は過去を知らない。
今の彼女の選択じゃない。
こよみが、納得する、何か不満だった原因がわかった。
小糸の言うとおりで、観客が知らない過去の自分を選んでも説得力はない。
なんとなく、本心は七海を変えたかった。
---最終回 「」---
目指していた姉が全然異なる人物だったことにショックを受けた七海。
憧れと言うよりも姉になるつもりだったから。
それは自分が嫌いだったから。
そんな自己否定も含めて乙女で少女な七海でした。
そして小糸が好きな七海を嫌いな七海は許せない。
自分を好きになってもらうためにも脚本を変える。
それが、こよみのモヤモヤを晴らすことにもなった。
上手く説明出来た小糸でしたが、失敗したら七海好きがバレてしまったかも。
ここから二人の関係が新たな局面を迎えそう。
演劇の説明は上手いと思う。
見えていない過去の自分を選んでも、悪くはないが演劇の
面白さは感じないかも。
それで恋人を選ばない場合、こよみの脚本がどう変わるのか楽しみ。
今の主人公が今の恋人を選ぶのだろうか?
やがて君になる BS11(12/14)#11
第11話 三角形の重心/導火
夏休みになり学校で2泊3日の合宿。
そうして練習を全員で続けて、こよみは帰り、夕食はカレー。
七海を見るのも見られるのも恥ずかしい。
お互いに裸を意識し合うと拙い雰囲気になると知っている小糸。
勢いよく縫いで最初に入る。
私は見るのも見られるのも平気と自分に言い聞かせる。
湯船では七海が意識してしまう。
自宅では眼鏡の沙弥香、レアだからと撮影する七海。
消してと揉める二人を撮影する小糸、レアだから。
布団に入ると手を伸ばせば隣に七海が居る。
七海も同じだった、小糸に触れたい。
小糸も七海が気になった。
3人でよかったと思う3人だった。
「導火」
寝不足の女子たち、コーチとして市ヶ谷が訪れる。
理子先生とは同じ市民劇団で彼女が居る。
帰りに姉のことを尋ねると七海の知らない姉がいた。
それに比べると七海は優秀、姉には似ていない。
沙弥香は姉の同級生だと聞いていたので七海に話しかける。
知ってたの?
7年前のことを調べた時に。
市ヶ谷さんの知る姉と私の知る姉が違いすぎた。
私の前では何でもこなせる完璧な姉だった。
ごめんね。
二人の様子が気になる小糸だった。
---次回 「」---
色々と仕込みの準備回でしたね。
3人でよかったとハモる3人が笑える三竦み状態。
絶妙な3人でした。
そして一人陽気で蚊帳の外の堂島くん。
沙弥香の想いは誰も知らない、小糸は薄々感づいている程度。
槙も知らないはずだけど、察知はしているのかな?
市ヶ谷は良い身で姉と似ていないと言ったのだけれど、それが逆にショック。
仕方ないことだけど、上手い巡り合わせと必然性。
次の期待は、こよりの脚本でしょうか。
何かに気づいて大きく改変するか?
それとも、そのままか?
小糸は、かなり七海が気になっているので、いずれ好きと言いだすかもと
思えるフシが有るが、どうなることやら。
都の花火を持っていくが良いって劇過ぎるのがツボだった。
やがて君になる BS11(12/07)#10
第10話 私未満/昼の星/逃げ水
丁度、七海と出会う、先に見ようと覗き込む。
それを敏感に察知する、ちょっと欲張りすぎたから、嫌われないように我慢。
七夕の短冊に願い事を書く、生徒会の行事。
七海は劇がうまくいきますように。
小糸は何を書こうか迷っている。
こよみも参加して生徒会で台本チェック。
配役名は書いていなかったが、読めば分かる個人を意識した内容。
主役は七海、記憶喪失の役で家族や恋人など会う人によって異なる自分。
まさか知っているのと思えて、怖かったが了承する。
そして校内の施設で2白3日で合宿しよう。
理子先生が許可を取ってくれた、元演劇部顧問。
既に提案ではなく決定事項だった。
帰りはドクタードーナッツで勉強、七海が困ったら教えてくれる。
合宿は我慢できますか? 大丈夫。
最後の2つ、七海はクリームをすかさず食べる、小糸も好きなのに。
ズルい。
そして小糸は願い事が奥に詰まった感じでを書けなかった。
夏休みは暇を持て余していた。
中学時代はソフトボール部で練習をしていたので暇など無かった。
ランニングをしていると菜月と出会う、一緒にランニングを続けると体力差が現れる。
合宿に備えて買い物に出かける。
寝るのはパジャマ?ジャージ?と気合は入っていないけれど可愛いもの。
小糸の話は七海先輩に振り回された話ばかり。
ソフトボールで負けても泣かなかった小糸。
ソフトボール部のある高校に一緒に進学しようと誘いたかった菜月。
今もソフトボールを続けている。
誘えば一緒に来てくれると思ったから誘わなかった。
それがソフトボールなら最高だったのに。
理子先生は合宿に市ヶ谷に演技指導を頼む。
生徒会の七海主役と聞いて駆けつけると約束する。
父親は姉の後追いを知っているので無理するなと告げる。
小糸に電話して甘える七海だった。
七海との会話は安心する、お互いに嬉しそう。
醤油が切れたのでお使いを頼まれて、じゃんけんで姉が買いに出た。
そこで交通事故発生。
私はなるんだ、お姉ちゃんに。
---次回 「」---
七海と小糸の距離が近づいたら離れると微妙なバランスを保ってます。
小糸はかなり惹かれてますが、気づかないふりをしている。
もしくは七海の依頼に従っている。
こよみの台本が素晴らしくて、面白そう。
ここで佐伯が疑似告白して真実を知りそう。
そして理子先輩が詮議指導を依頼した男性は姉を知ってそうですね。
夏休みが暇だけどデートは抑えている二人。
合宿がどうなるかですね。
やがて君になる BS11(11/30)#09
第9話 位置について
体育祭の準備で生徒会は大わらわ。
七海の居ないときは佐伯がフォローする。
小糸からキスして、全然違うよ。
「号砲は聞こえない」
体育祭当日、カフェ店主の児玉が訪れた。
理子先生の応援というよりも冷やかしに。
生徒会は雑用も多くて忙しい。
槙も同じで他人の恋愛を眺めて楽しむタイプ。
小糸は他人を隙になれない自分が寂しいと考えていた。
だから誰かを好きになろうと思っていた。
でも槙が同じタイプと知って安心する。
槙からは小糸が同じだとは思えなかった。
部活対抗リレーを頑張ろう。
気合の入る七海だが小糸も佐伯もやる気なし。
実はバスケ部主将の芹沢とは常に勝負する関係だった。
だから七海は勝とうと必死だった。
友人の灯が所属するバスケ部でお互いに呆れている主将の意地の張り合い。
結果は3位でバスケ部が1位、悔しい七海。
体育祭が終わって児玉は理子先生を食事に誘う。
早くご褒美が欲しい。
約束を破るなんて酷い、でも私の好きにするから。
七海はキスして舌を絡める。
嫌だった?
気持ちいい。
舌を絡めるキスを再びの七海。
---次回 「」---
段々と七海を意識する小糸でした。
そして敏感にそれを感じる槙。
佐伯の恋は実らない、どんどんと遠ざかってますね。
無邪気で明るく頑張る七海の姿は小糸にも可愛く美しく映った。
完全に恋に落ちそうな予感。
本人もヤバイとブレーキを踏みましたがもう帰れないでしょう。
そして気になるこよみ、小糸から七海のエピソードを聞いて
勘付きそうですね。
でも黙っていてくれそうだけど…。
他人に知られると一層警戒して、それが逆効果になりそうな小糸です。
やがて君になる BS11(11/23)#08
第8話 交点
七海を駅で待つ佐伯。
高校で謝ろうと思っていたが別の高校へ進学した佐伯。
謝るって何をですか?
これは何?と腕組みの真意を問う。
珍しい返しと逆に手をつなぐ。
どの色がすき?あじさいで。
部活対抗リレーの練習に燃える七海。
小糸と佐伯のバトンリレーが上手く出来ない。
仲悪いの?
生徒会から各部への連絡も終わって七海は先生に呼ばれる。
練習しますか?
ちょっと寄っていきませんか?
後輩に気を使われるのが分かる佐伯。
小糸の頭の良さは気に入る。
佐伯先輩は七海先輩が好きですよね?
佐伯先輩は七海先輩が好きですよね?
先輩として好きですよ。
七海の劇へのこだわりは分かる二人。
劇が無事に終わったら素の自分を出せるのでしょうか?
その時、好きだと言えるのかな?
小糸は好きにならないでと言われた、でも変わりそうな予感。
あじさいは、どの色が好き?
「降り籠める」
激しい雨の下校時間、小糸は傘を持っていない。
朱里に入れてもらうから。
でもバスケ部の憧れの先輩が傘を持っていなかった。
置き傘は生徒会の管轄、七海に電話しようとするが姉に電話。
七海が駆け寄ってきた、相合い傘で帰る。
雨宿りして七海の髪を拭く小糸、リレー練習でタオルを持参していたから。
妹属性の七海は甘え上手?
今日は嬉しかった。
傘を探して皆に振られて先輩に入れてもらえたから、変な意味じゃないですよ。
もう少しここに居たい。
あじさいは何色が好きですか?
眠っていた七海。
部活対抗リレーのバトンも無事に手渡せるようになった。
何度も練習したので上手くなるのは当たり前。
燈子って厄介よね。同感です。
---次回 「」---
佐伯の先輩との想いを忘れるかのような七海の出現。
次第に惹かれていった佐伯。
そして傘がない小糸を入れての相合い傘の七海。
無邪気だけど、頑固で厄介な七海。
振り回すタイプで自分が好きであればいい。
好きだと言われて逆にねだられるのは嫌、ねだるタイプ。
妹属性なのでしょうね、甘えるタイプ。
小糸は振り回されている方が良いと姉の見解。
ある意味で主体性がないのでしょうね。
佐伯と小糸はライバル?のようでライバルじゃない関係。
佐伯はライバルと思うようになるかもしれないけれど。
そんな微妙な二人。
今回は、あじさいの花の好きな色の質問で七海、佐伯、小糸と
繋がっているけれど誰も答えない面白い演出。
やがて君になる BS11(11/16)#07
第7話 秘密のたくさん
中学時代に先輩から愛の告白をされた佐伯沙弥香。
しばらく会えない日々が続くと思いが募ってしまった。
ようやく会えたとき、先輩は女性同士はおかしいと去っていった。
中高一貫校の友澄女子から遠見東高校を受験した佐伯はトップ入学だと
思っていたがトップは七海燈子、直ぐに奪い返してやる。
入学生代表の挨拶に向かう彼女を見て直ぐに思いは吹き飛んだ。
視線が釘付けになった。
叶こよみから七海先輩のことを尋ねられる小糸。
完璧超人では物語が作り難い、何か弱みや抜けた部分があると良い。
小糸しか知らないあれこれがあるが、秘密にするしかない。
言えない秘密が増えていく。
七海が一度会いたい、脚本を依頼したので。
七海はまたもやラブレターを貰っていた。
小糸、叶と七海、佐伯で喫茶店でお礼の顔合わせ。
あまり利用しないお店だがマスターの女性は七海を可愛いので覚えていた。
現国担当で生徒会副顧問の箱崎リコ先生が訪れるとお帰りとマスター。
あれ?と感じる佐伯。
演劇の資料を探しているが、小玉都は先に寝るとキス。
箱崎は学校が近いので一緒に住んでいた。
「種火」
帰りに名前を呼びをしたいと告げる七海。
緊張しながらも嬉しい、私も名前で呼んで。
自分で呼んでって言ったくせに、橙子先輩、橙子先輩とからかう意地悪っ子。
生徒会でも佑と呼ぶ七海に目ざとく聞きつける佐伯と堂島。
今まで名前で呼んでいなかったのにと堂島。
ナイスツッコミと内心思う佐伯。
じゃあ私も名前で呼ぼうかな? いいや、辞めとくと複雑な佐伯。
橙子は誰のものにもならない。
少し揺らぎ始めた佐伯は喫茶店ECHOを訪れる。
箱崎先生と付き合っているのですか?
そうだよとあっさり答える都、リコには内緒だよ。
そんなにあっさりと後ろめたさもなく堂々と答える都に逆に戸惑う。
女子との恋愛を断つために共学を選んだ。
はい、顔、前に進む頭の良さ。
本当にその子が好きなんだね。
でも告白はしません、その子に受け入れる余裕がないから。
プレッシャーで壊れそうだから、友達のままでも良い。
本当の気持を隠して飲み込むのは良い子だよ。
都の言葉に少し救われた気がした。
今度のテストも七海がトップ。
沙弥香が居てくれて良かった、ありがとう。
自分一人だと直ぐ、サボっちゃうから。
沙弥香が居るから頑張れる、これからも頼むよ。
今はこのままで十分だ、今は。
でも、いずれ溢れたら…。
---次回 「」---
今回は佐伯沙弥香のエピソード。
彼女に女性同士の恋愛を教えた先輩が残酷ですね。
告白してその気にさせて引いてしまう。
女性同士の恋愛を辞めようとして友澄女子から共学に移ったら
既に手遅れで七海を好きになる。
なんとも残酷な物語です。
彼女は七海を理解しているから告白しない。
姉のように完璧になろうと頑張っているが無理をしている。
だから見守っているだけ。
誰のものにもならない、余裕がない。
でも佐伯は見逃してましたね。
七海が一方的に好きになる、相手は優しく聞いてくれるだけ。
そんな相手が見つかれば七海の好きが存在できることを。
普通は、そんな一方的な関係なんて誰も受け入れてくれませんからね。
そういう意味では優しい小糸佑ですね。
小玉都の中の人は元ヅカジェンヌでキュアショコラ役の人。
なんと言うか、それっぽい過ぎる。
丁寧で良い作りですね、過不足無く描かれている。
ED曲が今季では一番好きな良い曲です。
やがて君になる BS11(11/09)#06
第6話 言葉は閉じ込めて
中間試験も終わって、生徒会も本格指導。
演劇の台本が問題だった。
オリジナルを作りたいが誰も心当たりが居ない。
小糸には心当たりが有ったが、居ないと嘘をつく。
暦の小説は面白かった。
それを見透かした佐伯に尋ねられて、白状する。
それが、あなたに関係あるの?
私が付いているもの、と宣戦布告とも取れる発言。
七海のことを知りたいなら7年前の生徒会長を調べることだと教えてくれる。
暦に小説の感想を告げる、面白くて2度も読んだから。
演劇の脚本に興味はあるかな?
何でも物語を作りたいと興味ある暦。
生徒会室を調べても、校舎の倉庫を調べても7年前の生徒会資料だけが
無くなっていた、意図的に無いと思われた。
姉のバイト先に居るOGは3つ上の24歳。
生徒会長を尋ねてもらうと七海澪。
先生に尋ねると姉だと教えてくれる。
文化祭の前日に交通事故で亡くなった。
演劇も中止で二度と演じられることはなかった。
誰からも愛される生徒で七海にも外見は似ている。
「言葉で閉じ込めて」
生徒会の帰りに一緒に帰る。
河原で姉のことを尋ねる。
劇は辞めませんか?
辞めても誰も攻めない、先輩は先輩のままで良い。
無理しているのが心配です。
そのままの先輩を良いよと受け入れてくれる人もたくさんいます。
そんなこと、死んでも言われたくない。
姉の代わりに生きると決めた、今の状態が心地よい、もう辞められない。
寂しいくせに、強がって見せている。
私はどちらの先輩も好きにならない。
本当に? 側に居てくれる?
劇を手伝って、側に居て。
私のことを嫌いにならないで。
私を…
手を繋いで帰ってくれる?
手を繋いで帰ってくれる?
祐、好きだよ、そのままで居てね。
小糸は変わりたい、それは多分寂しいから。
好きは束縛する言葉、暴力的だ。
好きを持たない祐は優しい、だから心地よい。
私を好きにならないで。
---次回 「」---
姉が生徒会長で演劇の主役なのは、見つけた台本で分かっていたが
交通事故で亡くなったとは思わなかった。
何処かに出かけて、もしくは結婚して不在だと思っていた。
周囲の期待が重い、けれど演じてみると心地よい。
そんな自分に酔ってしまったのだろうか。
そして祐に好きにならないで。
詰まりは愛されたいわけじゃない、愛したいのでした。
一方的に愛を示したい、ある種のワガママですよね。
勝手に愛して好きに振る舞いたい。
でも愛されて何かを求められたくない、束縛されたくない。
不安な時には頼りたい、癒やされたい、でも逆は嫌。
何とも一方通行が良い、それはそれで望ましい関係かも。
でもズルいですよね、束縛したいけれど束縛されたくないって。
佐伯は愛している逆の立場なのでしょうね。
なので頼られるのを待っているが頼ってくれるのは仕事だけ、
みたいな関係でしょうか?
やがて君になる BS11(11/02)#05
第5話 選択問題
小糸は店番をするのでお客の読書傾向が何となく分かる。
しかし小説の内容は結構ハードな百合、これはわざとなの?
後日、深い意味はないと言い訳された。
中間テストなので部活は休み。
生徒会として恥ずかしくない結果をと言われてしまうが
生徒会長と副会長は学年の1番と2番。
結構なプレッシャーかもしれない。
友人の叶こよみが珍しく授業中も眠いらしい。
実は新人賞に応募する小説を書いていたらしい。
小糸は感想を求められる。
テスト勉強をしたいが友人の叶と日向はパス。
慎に声を掛けて誘うとOKされるが七海が訪れたので譲られる。
二人の行き先は同じ図書館。
望むと望まざるに関わらずテスト勉強を教わることになる。
隣りに座って教えてくれる。
それから毎日二人でテスト勉強をする。
無償の愛だから慣れて欲しい。
テスト勉強を一緒にする相手が欲しかっただけで、誰でも良かった。
テストも近くなり、図書館が混んでいた。
家でやります?
続・選択問題
小糸の部屋で勉強することになってドキドキの七海。
姉が彼氏のヒロくんのためにチーズケーキを作っていた。
高校からの交際で、良く訪れているらしいヒロ。
部屋を眺めてベッドの匂いを嗅ぐのはお約束。
ドキドキが止まらない七海は小糸を眺めているだけ。
無防備過ぎる小糸、誰に対しても。
私は君じゃなきゃ駄目だけど、小糸は誰でも良いから心配。
私は先輩のように変われないのかな?嫌だな。
小糸は七海が心配な母親的な立場だと思いたい。
好きなのかは未だ不明、でも、もう一人じゃない。
帰りに姉と遭遇、妹がチーズケーキが好きと聞いてレシピを教わるために
妹をよろしくね。
レシピと妹の寝姿写真が届いて大喜び。
---次回 「」---
七海先輩が小糸の部屋を訪れるともう乙女全開でしたね。
緊張と興奮で何も手が付かない状態。
それほどに好きなのでした。
もう止まらない思い、みたいな感じですね。
恋する少女は可愛い、七海でした。
恋する少女は可愛い、七海でした。
そんな先輩を見て、小糸は冷めてますね。
でも嫌いではなく、むしろ好ましい。
しかし特別ではなく、好きとは言い難い。
微妙な感じの小糸です。
微妙な感じが変わるのか?
慎とはひそひそ話をする仲なので嫉妬してましたね。
いつかは教えるのだろうか?
やがて君になる BS11(10/26)#04
第4話 好きとキスの距離
そんな七海が小糸を迎えに教室まで訪れる。
不自然だと注意すると気を付けますとションボリ。
前会長が指名して後輩の堂島卓を送り込んだ。
慎も加えて5人が生徒会役員となった。
自ら進んで参加してきたので期待はできそう、前会長の何もしないは
優秀な人材を呼び寄せるのかも。
生徒会最大の学校行事は文化祭。
7年振りに生徒会劇を復活させたい。
手芸部、美術部、文芸部を巻き込んで発表してきた。
演劇部がないので他部も発表になるので協力してくれたらしい。
慎は運動部でもマネージャーが性に合っていたので裏方なら協力する。
先ずは資料整理が待っていた、生徒会倉庫に旧資料を運ぶ。
そこでも昔の台本を発見する。
その主役が七海澪、橙子の姉?
資料整理も一段落、全員が帰るが、小糸に目で帰らせない七海。
侑は優しいよ、キスしたい。
好きでいられるだけで良いと言ったのに、忘れたのですか?
好きでいられるだけで良いと言ったのに、忘れたのですか?
人は変わっていくよ、侑が優しいから。
キスする二人を目撃して走り去る慎。
役者じゃない
演劇しようと小糸を説得する七海。
微笑ましく眺める慎。
資料を運ぶ手伝いの慎は佐伯に本音を引き出す。
会長は小糸さんが好きですね。
応援演説は佐伯先輩がすると思ってました。
後輩ができて物珍しくて構っているのでしょう。
ちょっと嫉妬が顕になる。
もう他部署に先輩は協力を求めているかもしれませんよ。
先輩たちは手回しが良いから。
二人は付き合っているの?
昨日二人のキスを見ちゃいました、ごめん。
先輩には言わないで、忙しく大変だから。
最初に心配するのが自分ではなくて七海先輩なんだ。
慎は姉が二人と妹に囲まれて育った。
だから恋愛相談を良く打ち明けられた。
いつしか、それが楽しくなっていた。
恋愛は最高の劇だった、いつまでも見ていたい。
逆に自分が主役にはなりたくない。
七海と小糸の恋愛は特別な自分だけの劇、誰にも秘密で特等席で眺めていたい。
安心して、、誰にも言わないよ、でも周りには気をつけてね。
七海先輩の一方的な思いだと思っていたのに、君にも特別なんだね。
最初に気にするのが七海先輩なんて。
自分には特別な人なんて居ないと思っていただけにショックだった小糸。
---次回 「」---
七海の守られていた発言、守ってくれていたのは姉でしょうね。
7年前の生徒会長が姉で澪、演劇の主役でもありましたね。
台本を見つけて生徒会劇を復活したいのでしょう。
そう考えると姉の実績を追いかけているのでしょうね。
思いは強まり変わっていく、キスしたい。
小糸優しいので許してくれる。
七海の思いはどんどんエスカレートしそうです。
キスの先が気になりますね。
普通で七海先輩なんか気にしないと思っていたら、いつの間にか
好きになり始めていた。
七海の思いが小糸を動かし始めました。
慎が佐伯を煽るのが少し不気味。
敢えて揉め事を起こして絆を強めるのか、修羅場で楽しむのかが不明。
女系家族で育つと慎の様な恋愛脳になるのも納得してしまう。