2018-09-28(Fri)
少女☆歌劇 レヴュースタァライト TBS(9/27)#12終
最終回 第12話 レヴュースタァライト
ひかりを連れ戻しに訪れた華恋。
星を摘んで積み上げる、しかし破壊される繰り返し。
これは他人から煌めきを奪おうとした彼女の罪。
だから何も覚えていなかった。
華恋の舞台少女とはひかりと一緒が大前提。
ひかりが居ないと舞台少女じゃない。
あの日交わした二人の約束、二人でスタァライトを公演すること。
レヴューとは観客と演者が作り上げる世界。
だからキリンは見続けて居る観客者だった。
オーディションに破れて煌めきを失ったから他人から奪おうとしたことが罪なら
オーディションに参加した全員が罪を背負っている。
星を摘み積むのが星の罪なら二人だけのオーディションが始まる。
私のスタァライトは始まってもいない。
ひかりが勝って永遠に星罪のレヴューを演じ続ける、約束は果たせない。
ひかりは華恋に大事なものを失う悲しみを味あわせたくなかった。
でも既に大事な者を失う悲しみを味わった。
今のひかりはまるで幽閉されたクレールの様だ。
異なる結末のスタァライトは無いの?ある筈。
煌めきは奪われても無くならない、何度でも湧き上がる。
再びオーディションを開始する、ポジションゼロを勝ち取った華恋だった。
ひかりちゃんは豆腐が嫌い、香子が取り寄せた一品なのに。
ひかりと華恋の面倒を見るのは楽しいまひる。
新たなスタァライトを公演する99期生。
星摘みは罪の許し、夜の奇跡。
ひかりと華恋が新たなクレールとフローラを演じる。
新しいスタァライトは9人で紡ぐ永遠の物語。
---最終回---
華恋を思って自分が罪を背負ったひかり。
星を積み上げては壊れるのは亡者が地獄で受ける罰にも存在する。
それを象徴的に描いたようですね。
今回は言葉遊びが秀逸だった。
星摘み、星の罪、星を積む、これらを上手く関連付けていたのが特徴的だった。
東京タワーが約束タワーブリッジに廃棄利用されたのも面白い。
そもそも、オーディションの場に東京タワーがある事自体が二人を
メインに据えているようでもある。
この作品は普通に少女たちが頑張る姿を描いても在り来たりの映像にしかならない。
そこでピングドラムのような象徴的で比喩的な映像でぶっ飛んだ設定を導入した。
そこでのライバルとの競争をオーディションで描いた。
勝敗の行方に論理的な説明は薄いが、世界観を構築したのだと思う。
それは面白いが分かり難い演出でもある。
相関関係の理解に取り残されると置いてきぼりを食らう。
危険性はあるが、大胆に描ききったと思う。
本職ではない中の人の声優業には当初は酷く感じていたが成長も感じた。
天堂真矢のカスレ声は残念だった、やはり凛とした綺麗な声が良かった。
ひかりは35歳とも思えるようなオバサン声が残念だった。
もう少し若々しい声は出せなかったのだろうか?
中堅声優だけに、もっと頑張って欲しかった。
中堅声優だけに、もっと頑張って欲しかった。
ブシロードのコンテンツだけに自社グループ声優を全員出演させるのかと
思ったら2名だけ。
香子の中の人は成長したと思う。
そらまるが出演していないのは不思議だったが別の事務所に既に移籍してました。
それでミルキィホームズも来年早々に完全終了ですね。
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